|
テーマ:今日見つけた宝物(655)
カテゴリ:本、読み物、講演より
昨日久しぶりに阿南慈子の自費出版本「花物語」と「花かんむり」を手に取りました。 それは友人に送るためだったのだけれども、まだその方とはお目にかかったこともない、というつい最近インターネットを通してお知り合いになった方です。 けれども互いに感じていること、考えていること、心に留めている方々、信仰・・・不思議と一致するものがたくさんあります。 彼女が阿南慈子さんのことを知りたいとおっしゃるので、カナダに送る荷物とともに、彼女への本も郵送させていただきました。 こうやってぽち、ぽちっと慈子さんと関われるのもいいなぁ、と思います。 この「花物語」を作ったころ、慈子さんはまだまだ声も出せておしゃべりしすぎなぐらいの毎日でした。 そんな彼女が発病して10年を迎えたころに作った本が「花物語」 信仰の深い深い慈子さんはまるで信者さんの鏡のようにこんな風にいわれるのです。
でも慈子さんは動かぬ足の代わりに心で、いつも祭壇の前でひざまずき、ずっとずっと祈りを捧げ続けておられた。 動かぬ右手の代わりに、一心に空を見つめ(本当は何も見えないのだけれど)、キリストが担われた重たい十字架を自分の身体の上に受けておられた。 動かぬ左手の代わりに、自分の不安と痛みと悲しみという想いをロザリオの玉にして、永遠に続くであろうロザリオをいつも繰って、やさしく力強く受け止めてくださるマリアさまに伝えておられた。 どうか私の苦しみが同じ苦しみを持つ人々の勇気になりますように 慈子さんは信者の鏡だからこんなふうに言えたのではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本、読み物、講演より] カテゴリの最新記事
素晴らしい生き方、考え方ですね。
気が付かなかった、ひざまづく事が、こんなにも当たり前で無かった… 十字を切る事も、ロザリオを繰る事も、当たり前のように思っていた事が… 神様から頂いた幸せを、気付いていなかったのですね。わたしは… 有難う「慈子」さん、そして教えて下さった「さっちゃん」! (2012.06.28 11:40:21)
日々、暮らして行けることへの感謝です(o^~^o)
(2012.06.29 08:44:15)
「もし足が立ったら、祭壇に向かってひざまずきたい もし右手が動いたら 静かにていねいに十字の印をきりたい もし左手が動いたら 親指と人さし指でロザリオをくり お母さまマリアさまに 捧げたい ・・・・」
阿南さんのこの詩は、何かの包装紙に書かれていて、「誰の詩だろう?」と探した記憶がありました。 この詩の全文も以前はネット上であげられていた方もあったのですが、・・・今は、見当たりません。 厚かましいのですが、もし、可能でしたら、全文を教えていただけないでしょうか? (2021.06.03 17:11:43) |
|