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October 29, 2008
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なんて、とてもアカデミックなタイトルを付けてみたけれど、私は別に「都市論」の探求者でもなければ、専門的に研究をしたこともない。ただ、思ったことを書いておこうという軽いスタンス(の割りには堅いタイトルだけれど^^;)で書き始めた。
現在の日本という国の「都市」の在り方は「中央(都市部とその他)」というもので、この在り方に対しては学者さんたちがこぞって論議を交わしている。だから、本格的な「都市論」なんて語る必要もない。なのに「語ってみよう」と思いついてしまった。
結論から言うと、いろいろなモノが集中することは便利なのだかれど、これでは将来的には「都市機能の崩壊」を招きかねない。だから「都市分散」(というより出来る限りまんべんなく)が望ましいと考える。
「集中」という意味では設備(交通網やら通信網、ライフラインの確保などの面)投資を効率的に行える利点はある。これらをまんべんなくやろうと思うと、規模が大きくなってしまってコスト倒れしてしまう。何故コスト倒れしてしまうのか? というと、人口の分布に問題がある。その問題とは「需要と供給」だ。需要がないところに「設備」を投資しても、使われないのであればもったいない。
人っ子一人通らない道に信号を付けても無意味であるということだ。この場合、そもそも人っ子一人通らないような場所に道路があることの方が問題??w
まぁ、「集中」させることにはそれなりの「意味(意義)」があると言うことなのだけれど、良い面があれば、当然のように悪い面もある。例えば、「都市」にはバックアップがない。・・・そりゃ当然だw バックアップなんて持ちようもない。だから壊れたらそれでおしまいだ。震災のように有事があれば、壊れて直して・・・を繰り返すしかない。この有事が「中央」に起きた場合・・・「国」の機能は大方麻痺してしまう。関東・・・特に「東京」を起点とする交通網は寸断されてしまうので、日本列島を東西移動しようとすると、飛行機で直接移動するようなイメージなる。地上を這っていくには日本海側(といっても、電車などが整備されていないから、とても面倒)を行き来するしかない。
先にも述べたように「都市」をバックアップすることはできない。けれども「機能」をバックアップすることは可能なことだ。先の例でいえば、縦に走る交通網を複数持つことで、バックアップ機能を持つことになる。通信網にしても同様のことが言える。ただ、それが出来ないのは・・・結局のところコストの問題による。バックアップはある種の保険(掛け捨て)要素が強い。有事のときだけ使えれば良いわけでなく、日常的に「維持」する必要が出てくる。その維持・・・いつ使われるか判らないもののために・・・国(又は社会)は費用を出すことをしない。当たり前といえば当たり前だ。自分が「出す」立場だったら、確実に二の足を踏む。
この「機能のバックアップ」にかかる費用(作って、維持する)に対するコストパフォーマンスはとても低い。なぜ低くなるのかというと、有事のある確率と需要の低さによるところが大きい。
例えば電車を走らせるために線路を造る。そして走らせる。けれども、人も荷物も乗らないのであれば、走らせる意味はない・・・わざわざ言うことも無いような理屈がそこにある。
だとしたら、需要を増やすことを考えたらどうなのだろうか? 「乗る人」が増えれば、そこに電車を走らせる意味が出てくる。というより、走らせた方が便が良い。このことが意味すること・・・「都市機能」が「中央」に集中(便利が集中と置き換えても良い)することで、人口の分布もまた「中央」に集まる。だから、「空白」ができてしまう。この「空白」は「まんべんなく」に対して巨きな障壁となる。誰が考えたところで、この事実は変わらない。この「空白」を埋めるためには「分散」しかない。
これらを総じて考えると、「中央集中にするメリット」と「分散させるメリット」の戦いになる。・・・ま、これが議論の的になっているのだけれど・・・。さて、「分散」させるためにどうしたらよいのか? を考えなければいけない。私の考え方は「分散」の方向で物事を見ている。なんにおいても「バックアップ」は必要と思っているからだ。
日本国中が「都市」になるために必要なこととはなにか? そもそも「都市」とはなんなのか? 学者でもないのでそこのところは不理解かも知れない。専門家が見れば「戯言」でしか無いかも知れないのだけど、まぁ、素人考えということで・・・^^;
まずは「都市」とはなにか? を考える。辞書によれば「多数の人口が比較的狭い区域に集中し、その地方の政治・経済・文化の中心となっている地域」となっている。どうやら単に人が住んでいるだけでは「都市」足らないようだ。「集中」して「中心」となっていなければいけないらしい。となると、日本全国を「都市化」するためには、これらのものを「分散」させる必要が出てくる。逆の見方をすると、「日本全国を中央」にしてしまえば、都市化が図れたことになる。
人口のバランスを「まんべんなく」にするために必要となるのは・・・恐らく「便利」だろう。「利便性」がよければ、日本のどこに住んでも問題はない。これだけ通信網が発達していれば、情報の遅延だってない(一部の地域は除く)この利便性が「商業」や「流通」、「交通」に影響を受けるものであるならば、それらを整備すればよい。街に「109」が必要なのであれば、「109」を作ればよい。渋谷になければいけないものではないはずだ。地方の人間がわざわざ渋谷に出なくとも、近くにモノが揃ってさえいれば利便性の確保はたやすい。付加価値の問題なんかもあるのだろうけど、その付加価値は付加価値で考えれば良い。
利便性の確保ができれば・・・何処に住んでいても「同じ」ような環境であれば、東京に拘る必要は・・・ないと考えたいけれど、実のところそんなに簡単なものではない。「空気」の問題もある。その利便性を受け入れる空気があるかないか・・・などの問題がある。まぁ、ここで延べているのは理想論なので、その空気は横に置いておこう。むしろ「本当の空気」の方が問題になるのかも知れない。いわゆる「公害問題」^^
仮に利便性によって人口の平均化が図れたとして、次なる問題。「政治・経済」のことを考えなければいけない。ただ、この「経済」の問題に関しては、人口が平均的になり、商業なども分散すればある程度は解消される。「お金」の落ち方も県によってばらつきが少なくなるから県政を行うにも有利に働くハズだ。但し「政治の在り方」は大幅に変更しなければならない。改造・改革なんて言うものではなく、一から作り直す必要が出てくるかもしれない。この場合、日本が一丸となる必要と言うモノを踏まえ、県そのものが政治を行い、県が国を運営するようなものに変化する必要が出てくる。県と国の関係がバランス的に逆転することも考えられる。そうなると、首相選びなんかは米国式にならざるを得ないかも知れない。これはこれで良いことだと思う。
一国の主人を決めるのに、その前段階でしか国民が口を出せない現状より、この人に首相になって貰いたいという「声」が届く方が余程よい。
分散されればバックアップも作りやすい。都市そのものをバックアップすることは出来なくとも、機能がバックアップされればリスクは減る。そのバックアップに関しても、例えば水道網の連結などライフラインの共有化(連結)が成されれば申し分ない。また、都市開発においても環境を考慮したものが出来るはず。電力の不足やエコロジーを考えるのであれば、日本の屋根にソーラーシステムを設けるなどを設計に盛り込めば、地球に優しい日本が誕生する。この誕生は世界的な見地に立ってみても拍手で迎えられるはずだ。
世界的に「環境国家」としてのイメージが出来てくれれば、その経済効果はかなりのものになるはずだ。モデルとして、パイオニアとしての立場は国際社会の中で目立つ存在になり得る。住みやすく、充実した国? という目標はいつの世でも持つべきだ。しかも、「都市機能にバックアップがある国」なんて・・・誰も考えないようなことであれば・・・なんか、かっこよい。と言うか、日本を見直せるw 日本が本気になれば、というか政治家が真剣にそういう議論をすれば、これまで述べてきたことを実現できないことはない。是か非かは別問題として、それだけのことをやりきる体力くらいは今の日本にも残っている。これは技術力の問題でもあるし、人工の問題でもあるんだけど・・・。この「日本改造計画」(の一部でも)が実施されれば、その壮大なプロジェクトにより巨額のお金が動く。労働力を確保するための雇用も促進される。経済効果としては一地方都市が、町が村興しをすることの比ではない。
理想は言うが易しなのだけど、理想を絵に描くことすらしないよりは良い。上記の理想(的な都市機能)を本当に実現しようと思えば、専門的には「問題」が多いだろうし、素人だから許される「発想」なのだと思う。けれども、都市機能を有効に活用するため、リスクを最小限に留めるため、環境問題に真剣に取り組むためにはそれくらいの大きな(一つの国家を再編するくらいの勢い)力が必要なのだと思う。





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最終更新日  October 29, 2008 01:32:34 PM
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