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カテゴリ:本とかのお話
本を読んだ。
活字からしばらーーく離れて早数ヶ月。読む本がなかった訳ではなく、購入だけして、読んでいなかった。ここまで離れていたのは珍しい。 で、読んだ本は『夢見る黄金地球儀』(著:海堂尊)だ。著者の世界観を広げる一冊になっている。 舞台は桜宮市。ここにはかの有名な? 東城医大があり、螺鈿の病院施設があり・・・「ぼんやりぼや」「うすぼんやりぼや」を有する水族館がある(どうやらこの「ぼや」(ほや?)は新種の深海生物らしい) この「桜宮」という空間(設定)はいろいろな意味で狭い。特に人間関係を見ると、その狭さが際立つ。それが海堂氏の作り出した世界観で、意外なところで意外な人物と遭遇することになる。もっとも、「狭い」のだから意外と言えないのかも知れない。狭いのは土地なのか? それとも、人間関係なのか? シリーズ(として成立しているのか?)としては「チー・バチ」を代表とする「東城医大シリーズ」「螺鈿・・・」(はシリーズではないか??)と「夢見る・・・」(これは誰シリーズになるのだろうか?)と今後シリーズ化されるのかどうなのかと言った状態。でも、これらは全て「桜宮」シリーズという「袋」の中の話だ。時間、空間ともに近しいところにあるので、いろいろな組み合わせでのコラボが期待できそうだ。 今回の評価をしなければ・・・ ☆☆☆ 前半はだらけた感じ。けど、中盤以降は面白くなってくるw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 13, 2010 11:28:18 AM
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