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October 6, 2010
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本来、転勤、単身赴任に大きな意味はないはずだ。現地で優秀な人材が必要なのであれば、現地で雇えばいい。それを掻き回すシステム。「企業」という無生命体にあって排泄するような(あたかも当然であるかのような)仕組み。けれども、その効果という点においては、どれほどのものがあるのか不明なもの。

家族は「企業」によって引き裂かれる。それは戦争で男陣が戦場に駆り出される仕組みに等しい。「仕事」=「戦争(競争)」という社会現象の産物だ。この「引き裂かれ」により、サラリーマンは給料袋を持ってくるだけの存在になりさがる。しかも、手渡しだった給料は振り込みへと変わり、「袋を持ってくる」存在ですらなくなってしまった。

その間にも女性の地位の向上、教育の充実により家庭の中での柱の在り方に変化が生じる。いつも居ない父親は最早「柱」ではなくなる。ありがたい存在でもなければ、尊い存在でもない。ただ、口やかましく「威張る」だけの存在。しかも、肝心な時には居ない・・・。「主」不在の最小組織。

第一の「ダメ」はこの主不在という現象を生み出した、経済機構であり企業という利益追求組織にある。

目を配るべき所へ目が届かない。「育て」のほとんどを自分でない誰かに任せる(通常は妻ということになるのだろうか)ことにより、自分が「長」であったり「柱」であったりという現実感が薄らぐ。逆に子供にしても妻にしても同様の感覚になる。「主」が自分たちに目を向けてくれない・・・その存在を「主」と認めるということに無理がある。ある日突然に「主」ぶってみても、それでは遅い。家族単位での生活の基盤が崩れた時点で取り返しのつかない状況に陥る。

その仕組みを生み出した「企業」は「家庭崩壊」という犠牲の上に成り立つ。男どもはそれを「仕事だから」と言い訳する。まぁ、最近では男に限らないのだろうけれど。仕事にかまけて、自分が「主」であるという事から目を背け(または放棄)するのだから、企業や社会のせいばかりとは言えないのだけれど。





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最終更新日  October 6, 2010 11:22:40 AM
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