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カテゴリ:その他のお話
昨日、9.11は言わずもがなな日。あの衝撃的なテロルから10年と言う月日が流れた。
その10年と言う月日の流れにあって、アメリカは見事に報復を遂げた。 時間の大きな流れにあって、アメリカに注目すれば、黒人系大統領の誕生、リーマンショック(経済大打撃)、フセインの処刑、ウサマの殺害・・・どうみても明るい話題とは言えないことが続く。勿論、目の上の瘤であるフセイン、ウサマの死亡は見方によっては「良い(喜ばしい)こと」とも言えなくもない。 そして、昨日。防弾硝子に守られたブッシュ元大統領と現オバマ大統領が同じ場所に立つ。 厳重警戒の名に相応しい体制で堅く守られたグランド0は熱狂的なお祭りムードに包まれた。 その裏で、当局の発表によればテロルの計画があったことが明らかにされた。 テロルには「記念日」などなんにも関係がない。 確かに昨日、あの場所でテロルが行われれば、印象は強くなる。しかし、テロルを行うにはリスクが大きい。テロルは完結させることに意味があるのであり、未遂に終わったのではなんの意味も成さない。そう考えると、昨日、あの場所に拘ることはない。 むしろ、終わった今こそが危ないと考えるべきだろう。いつまでも警戒態勢を取っているわけには行かない。そうなると、一旦区切りを付けた後・・・気が緩むときこそ危ない。 考えようによっては、一度お祭りムードを行わせたあとに、強いテロルが行われる方が印象もダメージも大きい(どちらにしても印象は強いのだけれど)テロルは・・・先にも書いたけれど、記念日だのなんだのは無関係なのだ。やれるときにやる。しかも、やるからには成功させる・・・が原則だ。 まだ、テロルの危険は去っていない。むしろこれからがその恐怖に晒される時間と言って良いかも知れない。アメリカのみならず、それは日本も同様。アメリカの庇護の元にいる国であれば危険から逃れる訳にはいかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 12, 2011 02:42:26 PM
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