ipod
米の収穫は不作だったけれど、農繁期を一応切り抜けることができたご褒美ということで前から欲しかったipodを買ってもらえることになった。 ○マダ電機の売り場でipodを品定めしていたら中年の店員が近寄ってきた。「この製品はパソコンと専用ソフトがないと聴けませんよ。」という。言外に「ぢいさん、これは若い人の使うもの。あんたなんかが買っても使えないよ。」と匂わせている。「パソコンはぼろだけど持っちょるで。」と答えてipod shuffleを見ていたら店員曰く「その機種は画面はないですよ。字はでませんから。」 さすがにそこまで言われるとカチンと来る。「まあ、こんな小さいのに画面を付けても老眼じゃ見えんからね。」と言ったら苦笑いして離れていった。 店員の親切心を振り切って、ipod touchを買うことにした。田舎のこととて、値引きは小さく、なんと20,500円!久しぶりに高価な買い物となった。 夕食後、ipodのパッケージを開いてみる。小さい!軽い!説明書がない!USBケーブルをパソコンにつないで起動してみる。最初のセットアップが難しい。パソコンに比べると随分洗練されたインターフェースだとは思うが、自動設定がかえって混乱の元になっている面もある。Wifiのセットアップなど一旦躓くと袋小路に入ってしまってリカバリーが困難になる。対応策を取っても事態が改善しない場合、どこが原因なのか絞りにくい。やはり若い人でなければ使いこなせないのか。 しばらく試行錯誤を必要としそうだ。