テーマ:バンドマンの語り場(1285)
カテゴリ:ヴォーカル、歌について
MC。
これに悩んでいるヴォーカリストって多いんじゃないでしょうか。 はっきり行って僕も苦手です。 結構訳の判らないことばかり言ってるかも。 MCの上手いヴォーカリストってうらやましいです。 バンドは演奏が一番。MCなんか無くてもいいんだ! こういう考えもあると思います。 昔は特にこういうスタンス、多かったですよね。 確かに演奏が一番。これは変わらないと思います。 でも音楽って、見てくれる人がいるから、聴いてくれる人がいるからこそ 成り立つ、というのも確かだと思います。 いいライブはバンドだけで造られるのではなく、お客さんと一緒に造っていくものだと思うのです。 だからこそお客さんとの距離を近づけるMCは大事だと思います。 昔、だいぶ音楽から離れていた頃、ライブを見に行って内心結構感動していてもステージに向かって大きな声で声援できなかった自分がいました。 気持ちはライブに心を動かされていてもそれをその場で表現できないんです。 声をかけることが恥ずかしいというか、怖いというか。結構、シャイだったんですよね。 今の自分を知っている人間が聞いたら驚くとは思うんですが。 これって結構ライブを見にきている人の本音だと思います。 本当は声を出したいと思っている人も結構多いはず。 だからこそMCは大事だと思うんです。 プロのライブならあまり関係ないと思うんですけど。 誰もがライブ馴れしているわけではありません。 初めて自分を見る、聴く、という人の割合が多いアマチュアのライブでは、 やる側も緊張していますが、見る側も緊張しています。 それを解きほぐし、最後はいっしょに踊ってほしい。 声を出すのは恥ずかしいことじゃないんだ、踊るのは恥ずかしいことじゃないんだ、 という気持ちになってもらえるように。 もっと楽しんで貰えるように。 ライブを見に来て良かったと思ってもらえるように。 そのためにもお客さん全体に話しながら、自分を知らない人に向けて話し掛ける。 楽屋落ちに終わらない。気遣いは大事ですね。 内輪では、結構盛り上げるのが上手いとか言われていますが、僕は、MC下手でたぶん本当に楽しそうに歌っているらしくそこが受けているようです。 まず、歌そして演奏、ありき!ですがこれも結構大事。ふと思ったので書いてみました。 JakeBox.NetRadio お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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