テーマ:バンドマンの語り場(1286)
カテゴリ:バンドや演奏について
本来ならこちらに書くことじゃないかもしれませんが、
ちょっと事情があってこちらに書きます。 以前、いいバンドは、2拍、4拍のラインがぴったり合っているというような話を 書いたことがあるのですが、 今日、あるブログを読んでいて「通常、1拍目にアクセントが来ます。その次は3拍目、」というような記事を読みました。 ヴォーカルのスクールの先生をされているようです。 日本語の歌詞の場合、実は演奏と違ってこういうことが起きます。 エイトビートで演奏は2拍4拍にアクセントがあっても 日本語という言葉の都合上、演奏と合っていない言葉遣い、流れになっている。 こういうことは、日本語をポップスやロックにのせる弊害として確かにあることなんですが。 2年くらい前だったか企画バンドでツイストのカバーをやったんですが その時に、詩が驚くほど1拍目重視の歌だったのでびっくりしました。 まあ、実は問題は別の話。 去年、スゥイングガールズという素晴らしい映画がありました。 僕もあの映画を見て、ちょっとあれから(その前から兆候はあったのですが) ジャズらしきものに非常に興味が出てきました。 ただその中でジャズのスイングするということの説明で 普通の音楽は1拍目、3拍目にアクセントが来るけどジャズは2拍目4拍目にアクセントが来るんだという説明が出てきます。 ああ、こういう解釈をしているんだ、とちょっと不思議でした。 通常、ほとんどの洋楽といわれるものはロックでも、ブルースでも、ジャズでもレゲエでも、サンバでも、2拍4拍、にアクセントが来ると思います。 ジャズでスイングしているかどうかはアクセントの拍の位置ではなく、その拍のタイム感というか。 昔、僕が20代前半の頃とある著名なギターリストが最近の若いやつはエイトビートもろくに出来やしねえ、 とか言っていたのをなぜかよく覚えているんですが、この年になってなんとなく判るような気がします。 エイトビートでもシャッフルでも基本は2拍4拍、ここに、どれだけ気持ちが集中するか。 通常ならドラムのスネアが入るところですね。 ヴォーカルスクールで(もちろん先生にもよると思いますが)リズムというテーマのなかで大事なビートをそういう風に指導しているのは少しショックです。 そのほかいくつか気になる発言もありついついここで触れてしまいました。 独り言です。 JakeBox.NetRadio お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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