「パワー・オブ・ザ・ギフト格言集(1~25)」
「パワー・オブ・ザ・ギフト*クリストファームーン著*TEN BOOKS刊より抜粋」
1.人生で起こるすべてのことに「責任」をもてば、より大きな「気づき」がもたらされる。
責任をもつということは「責めを負う」という意味ではない。
それは自分にはどんな状況にも対応する力があるということを認識することである。
2.時間に遅れることは「抵抗」の一形態である。
※抵抗=ここに「直面したくないことがある、どこに自分がしがみついているのか」を知らせる
内側からの無言のメッセージ。たとえば「眠くなる、トイレにいきたくなる、病気になる」という
肉体からのメッセージや「忙しくする、寝坊する、遅刻・引きのばしたりする、言い訳をする、
頭の中が真っ白になる」など。
3.罪悪感からわびると、罪悪感に縛りつけられる。
※罪悪感=人間の初期において、「自分は価値がない」「自分は存在してはいけない」と感じ
たことから生じる罪の意識にともなう感情。まわりの人の期待に応えられなかった時などに
自分が悪かったと考え、自分のパワーをどんどん奪ってしまう。
4.戦士はやるべきことを決して先延ばしたりせず、必要に応じて優先順に対処する。
(リストを書き出そう。)
5.優先順に処理しないと生命エネルギーがブロックされる。未完成のことをやり終えると、全く
新しいレベルのエネルギーがみなぎり、自分の内部に無尽蔵のパワーがあることをよりハ
ッキリと認識できるようになる。
6.人間は目的によって動機づけられる。自分がすることは全て、自分が故意にしている。
私たちが従っていたいのはエゴ(物質的・制限的なマインドからつくりだされた自己の姿)の
目的か、あるいはハート(純粋な魂の部分・自分は無限の宇宙とつながっているという意
識)の目的か?
※エゴ=人間を肉体だけの存在と信じていると、宇宙全体との一体感から切り離されているた
めその背後に常に欠乏感があり、自分にも周りの人にも幸福感をもたらすことができない。
※ハート=ハートから生きると、自分にもまわりの人にも幸福感をもたらすことができる。
7.先のばしにすることは、精神的混乱を招く。やらなければならないことで頭が一杯になり、
自分が本当にし たいことは何か、そして自分がいったい誰であるかを忘れてしまう。
8.「犠牲者」は自分以外の全ての人に与える。他人に食べさせている間に自分は餓死する。
※犠牲=本来自分が望むことではないのに、罪悪感やまわりの期待からしてしまう行為。
「私はこういうことをするいい人だから、私を受け入れて、愛して、評価して、私の欲すること
をして」という期待や要求がセットになっている。
9.「犠牲者」は受けとることができない。犠牲があまり大きくなると、それを埋め合わせるため
に「耽溺」という形で自分に与えようとすることがある。しかし、「耽溺者」は奪うことしかでき
ない。彼らもまた受けとることのできない人たちである。
10.「耽溺」と「犠牲」は同じコインの裏表にすぎない。
11.私たちは、自分が見ている世界の『原因』であって、「結果」ではない。
12.真の戦士は、自分が最優先である(自分の内側に現実世界の原因である)ことを知って
いる。戦士は、自分(の内側にある思い)よりも、(自分が見ている)世界を優先すること
はない。
13.私たちが見ているもの(世界)は、見ることを自分(の内側)で選択したものだ。
その選択がもともとなされた内部の場所に、私たちはたいてい気づいていない。
14.潜在意識では、過去に起きた全てのことが今でも起きている。
15.自分の内なる声を信頼できなければ、何を信頼できるだろう。
16.コミットメント(自分の中心から決めること・100%の信頼からくる決意)はたった一つしか
ない。それは、自分自身に対するコミットメントである。これによって宇宙がサポートしはじ
め、状況が動き出す。
17.自分の真実の目標や目的の成就は万人のためになる。そうでないなら、その目標や目
的は真実ではな い。私たちは自分自身に忠実でありながら、みんなのためにならない
方法を選ぶことはありえない。
18.潜在意識には私たちが人類全体の結びつきを見ないことを選択した時の記憶が全て刻
み込まれている。
19.「戦士の決意」 私は、私の人生において自分(の内側にあるもの)を最優先する。
私は犠牲や耽溺への誘惑には決して屈しない。
犠牲や耽溺の対象が何であれ、それが自分より重要になってしまうからだ。
20.グレイスは何の努力も要求も強いずに、私たちを私たちの目的へと運んでくれる。
※グレイス=恩恵・恩寵・宇宙からのサポート。意識してもしていなくても常に人々の中に流れ
いる。重大な局面や変化の時、グレイスにまかせると自然に物事が運ばれ、宇宙から見守
導かれる。
21.「戦士の決意」 私は進んで決意を持って、グレイス(恩恵・恩寵)が私を運んでくれるにま
かせる。
22.戦士の訓練は、努力なしの努力の実践である。
自分の幸せを傷つけることを全て進んで捨て去るだけ。
23.戦士は、自分の人生に起こるあらゆることに責任を負います。
戦士にとっては「結果=意図」なのです。
24.「犠牲者」は、人生にはさらに大きな犠牲が待ち受けていると思いこみ、自分の人生を台
なしにする衝動に駆られる。そのために自分の目の前にあるものを「吹き飛ばす/爆破
する」。
25.誰から何かを得たい(取ろう・奪おう)と思うと、私たちは拒絶された気がするだろう。
そして、相手はそれを与えてくれない。実際に拒絶したのは自分なのだ。