[メンタル・セッション]の記事一覧 | 奇跡のコース＆癒しの世界へようこそ♪

考えずに解放♪

最近、娘が学校をさぼりがちでして、うちの奥方が超ストレス・モードに入っているようです。色々とアドバイスすることはムダだということが１４年の結婚生活でわかっています（自分の中で答えがあるのに人に尋ね、自分の考えと同じなら納得し、違う場合は、けど～、でも～のくり返しが始まり、てこでも動かない・笑～ある分野ではこれを「イエス・ノーゲーム」というそうです）。　私は彼女との「イエス・ノーゲーム」という体験を経たのち、気づきました。人は結局、アドバイスを聞きたいのではなく、自分のしていることにただ同意してもらいたいだけなのかな～と、これはその後のセッションにおいて大きな学びとなりました♪ 　彼女、最近はアロマ・セラピストを目指していて、毎晩「今日の私にあうアロマを選んで」といって、両手を出してきます（注：３in１キネシオロジーでは、両手を前に差し出した状態で筋肉の反射的強弱反応によって、その人が今必要としているものの適不適をカラダに聞いて選ぶこともできます）。　私はそれぞれのオイルには、ある特定の感情を無意識領域で癒す効果があると考えています。以前、キネシオロジー用に「エッセンシャルオイル・チャート」を作ったものがあるので、リーディングしたところ昨日は「ツガ」というエッセンシャルオイル（精油）が出ました。（この資料は、私の日記内のカテゴリーから感情解放チャートを参照してください）「ツガ」は、伝統的に「自分を責める、同情、過去の思い出に浸って懐かしんだり、後悔したりする」状態の時に使われるようです。「感情解放のキーワード」という項目では「小さな自分／創造的な私」と出ました。　これは様々な資料と私の直感によって選んだ言葉で作ったものです。その情報は、とらわれている自己とその感情を抜け出す方向をシンプルに示したものです。　その後、本格的なセッションを行うのではなく、ツガが出てきた意味を知ってもらい、シンプルにその香りをティッシュにつけ、それを嗅ぎながら眠るという方法を行っています。　彼女の中で何か感じるものがあるようでして、もうしばらく、このまま試してみるみたいです。　そこで久しぶりに、私自身もリーディングしたところ、「ガルバナム」という聖書にも登場するオイルが出ました。これは、「打ちひしがれた、ハートがくじかれた、バック・フラワー関連では１７－仕事がつまらなく、無気力で熱中できず、嫌気がさしている」という情報が出ました。　当たらずとも遠からず・・・・「感情解放のキーワード」では、「拒絶／成功の基準を見直す」とあります。　何を拒絶しているのか、私にとって成功とは何か？をひとしきり考えたあと結論を出さず、私もその香りを嗅ぎながら眠りにつきました。　今まで頭では充分すぎるほど考えてきたことなので、今は自然な方法の力を借りて、何が起こるのか？を見ていきたいと思います♪　

自分の今の意識レベルを測る方法♪

「フォースかパワーか」　デヴィッド・R・ホーキンズ著／三五館という本の中に「意識のマップ」というのがあります。この本はキネシオロジーの筋肉反射テストを使い、この「意識のマップ」などを参照し、各人間の意識の進化度を計測しようという試みがなされています。使い方によっては、とても、あぶないマップです（笑）♪でも使いようによっては、自分のストレス下の状態を読むために有効に活用できそうではあります。では、それをちょっと抜粋してみますね。神の視点　　　　人生の視点　　　　レベル　　　　ログ　　　　感情　　　　　　　プロセスSELF　　　　　　　is　　　　　　　悟り　　　700-1000　　　表現不可能な意識　　純粋存在する全て　　　完全　　　　　　平和　　　　　600　　　　　至福　　　　　　　啓蒙一つに統合　　　　感性　　　　　　喜び　　　　　540　　　　　静穏　　　　　（神）変身愛のある　　　　　恩恵　　　　　　　愛　　　　　500　崇敬　　　　　　　啓示賢い　　　　　　　意義　　　　　　理性　　　　　400　理解　　　　　　　抽象慈悲深い　　　　　円満　　　　　受容　　　　　350　　　　　許し　　　　　　　超越霊感を与える　希望　　意欲　　 310 楽天的な　　意図権能を与える　満足　　中立　　 250 　　　信頼　　　開放許認　　　　実行可能　勇気　　 200 肯定　　　能力☆臨界点は200の領域、それ以下のパワーは弱いかネガティブ、それ以上は、強いかポジティブ無関心　　　　要求　プライド　 175　　　　嘲笑　　　得意執念　　　　　敵対　　怒り　　 150 　　　　憎しみ　　攻撃否定　　　　　失望　　欲望　 125　　　　切望奴隷状態刑罰　　　　　怯える　恐怖　 100　　　　心配　引っ込み軽蔑　　　　悲劇　深い悲しみ　 75　　　　後悔　　　落胆非難　　　　　絶望　　無感動　 50 絶望感　　放棄復讐心　　　　悪　　　罪悪感 30 非難　　　破壊嫌悪　　　　　悲惨　　恥　　　 20 屈辱排除　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上が抜粋です。そして、自分自身のこの表を書き始めた状態を自己リーディングすると１２５でした。否定　失望　欲望　切望　奴隷状態・・・自分自身は、よぉ～くわかるので、キネシオロジーはおもしろい♪ただ、これを人に点数をつけられるという形では、あまり、気分のいい状態にはなれないと思います。ただ、あきやんは、だれもがストレス状態に入ると、悟りを開いた人はしりませんが、このチャートの２００以下の状態へ落ちこむように思います。また調子がよいときは、だれでも２００以上の状態へいくこともできると感じています。そのような感情の温度の状態を見ることができるという点で、このチャートは、使いようによってはかなり遊べると思っています。そして、温度計をみつめ、自分の体温をあたかも上昇させるように、その状態から上へ少しずつ滑り込ませるように思考、言葉、行為を使い、本来の状態を想い出すために使える、そのように感じています。このチャートを活用する最大のポイントは、キネシオロジーで出てきた「意識のマップ」のログを批判せずにただ淡々とみつめ、自分が現在望む意識状態へと選択し直すだけです。これもキネシオロジーを活用してできる一つのアイデアです♪

今、何かの病気で苦しんでおられる方へ！

　今、もしあなたが何らかの病気であったり、　また親しい人が病気で苦しんでおられたり、　そして、現代医学で見捨てられたり、　原因不明だといわれたりしたなら、　もうひとつの方法として、代替医療などの専門家に相談されたり、　自分なりに病気と向きあう選択をとられることをお勧めします。　そして一度、病気についてじっくり考えて欲しいと思います。　なぜ今、病気になったのかということを・・・　これだけ現代医療が発達し、　栄養事情も改善されたにも関わらず、　なぜ病気がいっこうに減らないかという事実を・・・　ここで私が言いたいことは、現代医療批判ではありません。　そして、救急救命において、現代医学はすばらしい方法があります。　ですから、あなたが今何らかの病気を患っておられるなら、　まず第１に病院で診断を受けてください。　そして逆に原因不明と診断されたなら、まず安心してください。　たとえ原因がわからなかったとしても、　まだ現代医学で病気が発見できない、細胞の異常が見られないということですから・・・　またプロフェッショナルの意見を聞くことは大切ですが、　自分自身でも、なぜ病気を自分に引きよせたのか、　いえ、自分の中に病気を創造してしまったのかを考える必要があります。　前回のブログで、あきやんなりの病気回復へのひとつの道についてお話ししましたが、　病気（をひきよせる）になることも、それを癒す力にしても、　そのパワーの一番の源、最大の力は、その人自身のなかにあります。　まず自然治癒力＝生命力があって、はじめて治療という行為も成り立つからです。　治療が先ではありません、生命がはじめにあるわけです。　病気というドラマの主人公が、　自分の病気について、自分自身でみつめなければ、　たとえ一つの問題が去ったように見えても、　また形を変えて次のメッセージはよりパワーアップしがちです。　だからといって、　みなさんが医学部を目指される必要はありません（笑）。　人が病気になるのは、　本当の自分自身に対する誤解、　カラダからのメッセージとしては、　「自分の中でバランスを崩している不自然な部分（誤解）があるよ」ということです。　そのような意味では、病気はメッセージでもあり、　本当の自分自身を発見するための手段かもしれません。　そのメッセージを無視して、　病気を自分に降りかかった災難や悪のように受けとめてしまう限り　病気は決して癒されないように、　あきやんは思います（あくまで私の見解ですが・・・）。　あきやんの見解は、従来までの医療の見解とは相反することはわかっています。　従来までの医療の病気に対する考え方は、　「病人は病気にとりつかれたあわれな犠牲者」という考え方です。　でも私なりに病気の原因を追及しているうちに、　現代医学で言われている病気の原因に疑問を持つようになりました。　私が思うに、今までの医療は、病気の結果から原因を推測しているにすぎないと・・・　病気は自分自身への愛が足りない状態かもしれません。　病気は他者を攻撃しているつもりで、自分自身のカラダを攻撃した結果かもしれません。　病気は自分自身を罰している手段かもしれません。　病気は自分自身を犠牲者の姿としてみた象徴かもしれません。　病気は、過去に自分自身が悪い、おかしいと感じた自己イメージの結晶かもしれません。　　病気は、自らの無価値感や不安の結晶かもしれません。　病気は、愛と注目を浴びるための手段かもしれません。　病気は信念体系の敗北による個人的パワーの喪失かもしれません。　病気は、自分の存在に意味を見いだせず、この現実世界から旅立つ方法かもしれません。　　すべての病気の原因としては、本当の自分自身に対する誤解、　まちがった自己イメージの創造をくり返した結果なのかもしれません。　あるいは、本来の自分自身に気づき想い出すためにある現象かもしれません。　いずれにしても、カラダは自分はどこかおかしい、バランスを崩しているというメッセージを　身体的な苦痛や症状を通して、意識に伝えているように思われます。　ですから、病気に対して専門家にカラダを委ねることも回復のための手助けとして必要な場　　合もありますが、自分自身で「なぜそのような病気を引きよせたのか（創造したのか）？」　を考えることが、一番の自然治癒力を引き出す方法だというのが、あきやんの主張です。　また先天的・後天的に重度の障害を受けられてしまった方に対するメッセージとしては、　たぶん、たぶんですよ、　その方の魂は、より大きな成長のために、その出来事を選んだ可能性があります。　病気やカラダを動かせない不自由な状態の中で、その状態にとらわれずに、　愛や幸せを表現できることを証明するために、その姿を選んだのかもしれません。　最後に、あきやんなりのマトメですが、　病気に対して自分自身でその（どこかで自分自身で病気を創造したという意味で）責任を　とり、病気と直面しない限り、病気の原因を自分の外側に求め続ける限り、　病気という現象に、永遠に振りまわされ続けられるように思います。　病気を創り出す力も、病気を癒す力も、すべてはその人自身の中にある。　病気や病名にとらわれず、病気（自分自身はどこかおかしい）であるという創造を　各人がどこかでやめる必要があると思います。　このことを信じる信じないは、みなさん次第です。　あきやんは、これが絶対的に正しいとは言っていません。　ただあきやんは、病気について、このような視点でアプローチしているということです。　今、病気である人が、本来の自分自身のパワーを取り戻され　癒されることを、心からお祈りします。

些細なこと？！

　おはようございます、あきやんです・・・　さて今日は、メンタル・セッションを行ううえで、　とっても大切なことをお話ししたいと思います。　みなさんも経験があると思いますが、　自分はほんの軽い冗談・気持ちでいった言葉に、　相手が異常なほど「怒る（感情的に反応する）」といったことがありませんか？　ここには、とても大切なことが隠されています。　これは自分にとっては些細なことでも、　相手にとって（相手の過去に）は、　トラウマ（心の傷）となった出来事が隠されているんです。　私は治療家、スリーインワン・キネシオロジーのファシリテーターでもあることから、　この相手の態度・過剰な反応（リアクト）のなかに　「何か特別な感情的な物語」があることに気づきます。　そのようなことを知らないと、　時には、今まで仲がよかった友人と決裂するといったこともあるかもしれません。　たとえば私の場合、ちょうど小学校の理科で血液型のことを習ったときのことでした。　父親は、自分の血液型がO型だと信じていました。　母親は、A型です。　私の姉も、A型です。　そして、あきやんはAB型です。　ん・・・、「O型の父とA型の母から、AB型は生まれてこない」　学校から帰って、そのことを姉に話すと、　「おまえは橋の下（捨て子やぁ！）なんだわ」と冗談っぽく言いました。　あきやん、　「ガァ～ん、僕は何かの事情でこの家に拾われてきて、お情けできっとここに住まわせて　　もらってるんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」　って、真剣に考えちゃったわけです。　その後、母親におそるおそる聞きました　「僕って捨て子なの？　だってこの血液型じゃぁ絶対生まれてこないはずだし・・・」って、　母親もちょっとビックリして、　そういわれてみればそうね、　「でも、おまえは、まちがいなくお母さんの子だよ」と言われ、　とりあえずホッとしました。　そう言われたものの、問題が解決するまで数日間、ものすごく不安でした。　家族に対しても、よそよそしく、しばらく借りてきたネコ状態でした。　　最終的に、父親は自分の血液型に関心がなく、きっとO型だろう、って思ってたわけです。　血液検査で、まちがいなくB型だったので、よかったわけですが・・・　でも、これはあきやんにとって、とってもショックだったわけです。　それで、ウチの奥さんが、下の子供にあるとき同じような冗談を言ったんです。　その時の子供の不安な顔を見て、　私の過去の体験が急に沸き上がってきて、　奥さんにマジ切れしてしまいました。　「たとえ、冗談でも言っていいことと悪いことがある」　「相手を不安にさせるような冗談は、絶対に言わないほうがいい」と・・・　私の異常な反応に、　奥さん「なにも冗談なんだから、そんなんで怒らんでもいいのに・・・」　　怒りをぶつけられたほうは、ほんの軽い気持ちだったんですよね。　ビックリしちゃうわけです。　その後、奥さんにその理由を話しましたが、　やっぱり、その反応には納得できないようでした。　（そのような体験がないと、その人の気持ちはわかりにくくて当然なのです）　というわけで、相手が異常に感情的な反応をしたときは、　コミュニケーションの回復のために、　「私の言葉が、何かあなたを傷つけてしまったみたいね。　　どうして、そんなふうに怒っている（反応している）のか、理由を聞かせて？」　と聞いてあげてください。　その人のなかにある傷ついた体験を、　ただ、ただ、聞いてあげるだけで、　逆にコミュニケーションが深まります。　通常のパターンなかでは、　「あいつバッカじゃない、そんなんで怒るなんてどうかしてる」、って感じで、　怒りに対して、ただ不快になり、その人から遠ざかるほうへ行きがちです。　まぁ、すべての人に対して「このようにするといいよ」、とはいいませんが　　もし、あなたの大切な人と　「何らかの行き違い」があったときには、　怒っている（極端な反応をする）理由を、　相手の感情におくさず、　真剣に相手の目を見つめながら、聞いてあげてください。　きっと、さらに友情・愛情が深まることでしょう。　今日のポイントは、　相手の感情に目を向け、気づくために、　些細なことのなかに、　相手の物語を引き出すヒントが隠されているということです。　ムリにとはいいませんが、　このようなことがありましたら、　一度お試しください。　それでは、また・・・　

スリーインワンの練習会風景♪

　どうも、あきやんです♪　昨日は、スリーインワン・キネシオロジーの練習会に参加してきました♪　私たちスリーインワン・キネシオロジーに携わっているメンバーも　　日々のストレスを自分自身で、つねに見ていく必要があります。　自分自身がクモリのある状態では、一緒にセッションをするとき、　クライアントの問題と同調しすぎて、おかしくなってしまうことも　あるからです。　今日は、写真などもアップしてみました。　スリーインワン・キネシオロジーの技術で　フロンタル・オクシピタル・ホールディングを行っているところです。　この技術は、脳のフロンタル（前頭骨･ｾﾞﾝﾄｳｺﾂ／前頭葉）　とオクシピタル（後頭骨･ｺｳﾄｳｺﾂ／後頭葉）にふれることで　問題を感情にジャマされず、　ユッタリとした心で見ることができる技術です。　前頭葉は創造性をつかさどる部分で、後頭葉は視覚的な記憶領域と　つながりがあり、ここにふれることで、気・生命エネルギーがそこに集まり、　次に血行がよくなってきます。　また頭痛があるとき、自然に額にふれることってありますよね。　まさに人が自然にやっている解放技術のアレンジです。　みなさんもストレスがある状況で、　手を額と後頭部に置き、　しばらく問題やストレスの状況について思いめぐらせてみてください。　なにもしないときより、思考がハッキリして、　自分自身で答えを見つける強力な助けになりますよ！！！　写真のモデルさんは、同じファシリテーターの熊谷ユキさんです。　掲載を許可してくれたので、とらせていただきました。　こちらで掲載した写真とプロフィールの写真を比較すると、　雰囲気がガラリと変わり、　表情が明るくなっているのがわかりますか？　ストレスが解放されるとき、外見も、エネルギーも変化していきます。　これが、エネルギー・ワークの一つの方法です。　それでは、また・・・

リンゴにムカツク人！

　今日は、午後１時から念願の光ファイバー導入工事が始まります。　とっても楽しみです♪　さて、今日のタイトルは「リンゴにムカツク人」の話です。　　人にはそれぞれイヤな体験があります。　　そして、強烈なショックやトラウマ（心の傷）を受けると、　人間の無意識に刻みこまれ、思考回路に誤動作を起こします。　リンゴにムカツク人（以後Yさんとします）の場合、　結婚後、舅・姑に逆らえず、嫁ぎ先の家のルールに、ただただ従ってきた人のお話しです。　Yさんは、最近リンゴを見ると、無性に腹が立ってくると私に相談されました。　あきやんは、内心おもしろいなぁと思いました。　それは、Yさんがリンゴにムカツク物語はどんなものなのかなぁ？と思ったからです。　Yさんは基本的に、姑・舅に対して、口答えをせずに２０年間過ごしてきました。　そして、嫁ぎ先の家族には、晩ご飯の後、必ずリンゴを食べるという習慣がありました。　それは、Yさんの体調が悪くても、買ってくることが当然のようになっていたということです。　つまり、ちょっと失礼かもしれませんが、　 Yさんの嫁ぎ先の嫁に対する扱いは、象徴的にリンゴ以下だったのかもしれません。　このような、つもりつもったストレスは、対象者にぶつけることができないので、　リンゴに向いていたようです。　キネシオロジーの筋力テストで、「リンゴ」といってテストをすると弱くなりました。　これは対象物がなくても、ストレスを感じる言葉を聞くだけで、筋力が弱くなる現象です。　Yさんのリンゴにまつわる感情的な物語は、　嫁ぎ先で、幸運で対等な関係を求めていたのに、実際に感じてしまったのは裏切られたとい　う感情が出ていました（潜在意識の情報）。身体はそのことに対して、自分で選びたいけど　どうしようもない状態、意識レベルでは、本当はこの家族に興味をもっていたかったのです　が、傷ついてしまった恨み（言わずにだまっている状態）を感じていると出ました。　（これはスリーインワン・キネシオロジーにおける振る舞いのバロメーターによる情報です）　フラワーエッセンスの情報では、２６番「ロックローズ」、強いパニック的恐怖と出ており、　別の意味では、裁判所の中で犯人が判決をまっているような気分を味わっていると　出ていました。　ご本人、思いっきり納得されていました。　　次に現在時のバランスをとる（筋肉を回復させる方法）情報をとると、　「クロス・クロール」という調整法が出ました。　これは、人間の脳はまん中のところで交差していますが、小さい頃にハイハイをよく行わない　とこの交差連結がうまくいかず、神経の混乱現象が起こりやすくなるというものです。　この調整は、　最初に歩行を強調するために、右足を上げたときに左手をヒザにふれ、左足を上げたときに　右手をヒザにふれる運動を行います。　次に右足と右手を同時にあげ、つぎに左足と左手を同時にあげる運動で、脳の機能を一端　分割する調整を行います。　最後に、最初に行った方法を行います。　私はこのとき、結婚された後、始めて嫁ぎ先に入った時のことを思い出しながら、　この方法を行ってもらいました。　これは人間はあることを思い出すと、その時の状態に身体のスイッチが入ることを活用する　ためです。神経の混乱の始まりにさかのぼるという方法です。　　その後、Yさんには、自分がどのような感情を感じていたかを話してもらい、　実際に、どのように姑・舅に話したかったのか、実際に話してもらいました。　その時のストレス量が０で治る力が１００になったので、　さらに奥に潜んだ原因の年までさかのぼってみました。　筋肉反射テクニックの答えは、６歳と出ました。　小学校２年生ぐらいですかね？　この時何がありましたか？と尋ねると、　遠足の時、自分のお弁当には果物がなく、みじめな想いをしたということでした。　（ここで、さきほどとまったく反対の状況がでたのはおもしろいですね・・・）　そこで私は、　「その時のキモチといま感じているリンゴに対する怒りと何か共通するものありますか？」　と尋ねました。　するとYさんは、「とってもみじめな気分です」とおっしゃいました。　そこで私は、その状況を変えるために、色々とイメージをしてもらいました。　さらに、「イマジネーションの世界は自由です。ですから、自分の望む状況を望むままに創り　だしていいんですよ」とアドバイスすると・・・　Yさんは、「季節は春がいいなぁ、そして野原で、色とりどりの料理と果物でいっぱいのお弁　当がいいなぁ」という感じでイメージしました。　私は「誰か他に人がいるほうがいいですか？」と尋ねると、　「一人がいい」とおっしゃいました。　そのあと、その状況を充分に楽しんでもらいました。　「料理を味わってみたらどうですか？（五感を刺激するため）」とアドバイスしましたが、　Yさんは、「このままでいいんです。このきれいなお弁当をみていたいんです」とおっしゃった　　ので、それ以上は誘導しませんでした。　そして最後の解放・調整技術としては、トランスバース・フローがキネシで出てきました。　これは人との距離間が問題になっていること、人間関係に煩わしさや反感を感じているとい　う意味があります。　Yさんにそのようなことを話した後、　私はYさんの額に左手を、おへそに右手をあてて、そのまま大きく呼吸をしてもらいました。　そして私は、「姑・舅に対してどのような自分でありたいですか？」ということを尋ねました。　すると、「『長いものには巻かれろ』って自分に言い聞かせてきたけど、その長いものをぶつ　切りにしちゃいます」と言われました。　その後、この人間関係の中でどんな自分でいたいか？を、　自分自身で宣言してもらいました。　そして、深呼吸で現在時にもどってきてもらい、ストレス量が０で治る力が１００になったこと　を確認し、基本的なセッションを終えました。　　最後に、「リンゴ」と言葉にしてもらい、筋力テストを行い、筋力が強いことを確認しました。　そして、Yさん自身にリンゴにムカツク原因について、　Yさん自身が理解されているかどうかを尋ねました。　すると、「リンゴは自分が何も言えない人たちに向けられた怒り」と答えられました。　そして、「そんな状況を２０年間もガマンしてきた自分自身にも怒っていた」ということでした。　セッションが終わり、Yさんが帰るとき　私はちょっとしたアドバイスをしました。　今までの自分を終わらせるために、　リンゴをおもいっきり砕いてみるのもいいかもしれまんよ（リンゴさんには気の毒ですが）、　　とつけ足しておきました。　Yさんは、にこやかに「それもいい方法ね」っておっしゃり帰られました。