いわぴいのドラマ日記

　「１リットルの涙」という超大砲が無かったならば、間違いなく今シーズンナンバーワンだったろうという素晴らしいドラマでしたよね。いじめという暗い問題を「プロデュース」という視線を取り入れて明るいイメージを出した上で、友情や恋や生き方などをいろいろと考えさせてくれるドラマでした。そして、脚本も素晴らしかったですよね。暗くなりがちな部分を笑いを随所に取り入れて、視聴者をあきさせないところは素晴らしかったと思います。

　それにも増して、若いキャストでしたがその演技力には目を見張るものがありましたよね。特に野ブタ役の堀北真希の演技力には本当に感心させられました。普段見ているとあれだけかわいい子が台詞回しといい普段のしぐさといい完全に自身のないいじめられっ子になりきっていましたから。そして、その基本は変わらないまま表情や考え方が成長していく姿を表現するのもすごく上手でしたよね。ラストシーンでの自然な笑顔はみんなが待ち望んでいたものだっただけに、本当にうれしかったです。

　亀梨君と山下君の演技もなかなかでした。特に「ごくせん」のときはあまり意識してませんでしたが、憂いを含んだ表情とかは亀梨君独特のものがあったような気がして、これから楽しみだと思いましたね。今までは赤西君のほうが俳優としては大成するかなあと思っていたんですが、亀梨君も本当に楽しみになってきました。

　表面上取り繕っていた修二がいじめられたり、信子が地道に努力したことで人気者になったり、とにかく毎回のエピソードが一人ひとりの人間に当てはまることだっただけにいろいろと考えさせられました。原作はまだ読んでませんが、ドラマとしては本当に大成功だったのではないでしょうか？

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新年から本業のブログも立ち上げてみることにしました。まだ駆け出しですが、よかったらご覧になってください。
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