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いわぴいのドラマ日記

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September 22, 2008
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カテゴリ:ドラマ
 くさかったかもしれませんし、熱すぎたかもしれませんけど、素晴らしいドラマでした~。朔太郎の生徒たちの目線に立って同じ高さで語りかける、あの話し方がもう聞けないかと思うと本当に寂しいですね~。日輪祭のモニュメントに火をかける前に「田幡八郎」の名前が呼ばれたときには、鼻の奥の方がツンとしてしまいました。「君は誰だ」僕もこの問いにはやく答えられるようになりたいです。もっとも江戸時代には、田舎者に誰かを聞かれて「俺は勝だ!江戸の勝だ!」と豪語した軍艦奉行もいたようですが・・・(笑)

 履修科目の不足の問題が取りざたされた学校は大揺れでしたね。文部省の役人が理事長質の乗り込んでくるところなんかは、さしづめ検察の強制捜査と言ったところでしょうか。理事長のとりなしで補修は行わなくても良くなったものの、なんだかわだかまりが残る解決でした。この問題とは直接の問題はなかったようですが、結局は朔太郎と対立していた理事長が学校を去り、朔太郎が残るという結果になりましたけどね・・・。

 形は違っていましたけど、理事長の教育に賭ける熱意も相当なものでしたよね。自身の学歴コンプレックスもあいまって偏差値至上主義を徹底的に推し進めて、生徒をよりレベルの高い大学に入れてあげようという心意気は、やっぱり現代の主流だったんじゃないかなあと思います。世の中には差別がはびこっているということを知り抜いて、それを生徒にやらせていたんですから筋が通っていますよね。朔太郎が最後に「あなたはそれを生徒に伝えるべきだ!」と言っていましたが、まさにそのとおりだと思ったんですが、伝えないことが彼なりの美学だったのかもしれませんね。

 一番この問題で心を揺さぶられたのは生徒たちでしたよね。受験に有利な理事長案に賛成する者の方が最初は多かったですが、朔太郎の言葉に感化された生徒たちの輪がどんどん広がっていきました。「胸を張って生きているか」という言葉に疑問を感じた生徒たちは多いのではないでしょうか。生徒ではありませんが、芝草先生もその一人でしたよね。シュメール人のことはどうあれ、いろいろな科目で知らないことを学ぶのはそれなりに楽しいことなんですよ。(といいながら、僕は物理だけはどうしても大嫌いでしたが・・・)「あんな先生なかなかいないぞ!君たちは素晴らしい先生に出会ったんだ!」と熱く語りかける彼の言葉が、生徒たちへの決定打になったんですよね。

 結局、「出来ることからはじめる」と言っていた朔太郎の立てた補修計画がうまく当たり、無事に生徒たちも「自ら考えた」進路を掴み取り、無事に卒業していくことが出来たようです。高校生らしく日輪祭も楽しんでましたしね。次原雪乃が現れたときにはびっくりしましたが・・・。これからも彼らは「自分」の敵である「自分」と戦い続けていくことになるんでしょう。壁ではなく鏡を常に見つめ続けながら・・・。ラストシーンで海を見つめていた朔太郎は、一体何を思っていたんでしょうか?卒業して行く生徒たちを前にして、あらためて「自分」と戦っていたのでしょうか?それともこの場に立つことが出来なかったハチに砂浜から卒業証書を送っていたんでしょうか?いつまでも生徒のことを思い続ける彼のことですから、ほかの生徒のことを考えていたのかもしれませんが・・・。彼にもこれからずっと「今」を生きつづけてほしいですね。若葉との恋の行方もスペシャル版で出てくるといいのになあ・・・。

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最終更新日  September 22, 2008 11:34:56 PM
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