私の亡き親友Iさんが書を見て、その人の心が伝わってくると言っていたので、私も分かろうと努力はしたのですが、私には無理のようです。

私には霊感などありません。
勘があると思うことはありますが、他の人の心については、ないと思います。
この間、いわき市の金沢翔子美術館へ行き、展示されていた作品から何かを感じたような気もしたが、翔子さんの心が伝わってきたというような感じはありませんでした。
作品と展示されていた場所が気に入って、「魂」という字から何か伝わってきたような気もしたのですが、
翔子さんの気持とか心とは言えないような気がしました。
でも、作品の中の文字はほとんど読むことができて、気分がとてもよくなりました。

ここ3週間ぐらい、字から人の心が読めるかということを、自分の頭の中で考えて、やはり無理だと思いました。
そもそも、文字というのは、人が自分の頭の中にある情報を他の人に伝えるためのものなのですから、文字そのものには、その人の心の状態は入ってこなくてもいいのです。でも、その人が書いたということ（手書き）で、意図しなくても、人の心に状態が現われてしまうということはあるかもしれません。そういうことを感じられる人もいるかもしれません。
っしかいｓ、私には無理であると思います。
私としては、その人が伝えようと思ったことことの一部としての「文字の読み方」が分かればよいと思います。つまり、その人の書いたものの解読ができれば、それ以上は望まないことにしたいと思います。今は、それさえ満足できていないのです。（やりたいことは手書き文字の解読）

つづく