『ふしぎな銀の木』スリランカの昔話
小3の娘の教科書で紹介されていた本です。世界の民話を読んでみようシリーズの一冊という感じでしょうか?ちなみに教科書に載って授業で勉強するのは、朝鮮の昔話です。むかしむかし、王様は美しい銀の木の夢を見ました。王様は三人の息子たちに夢で見た木を探してくるように命じます。白金→金→銀の順番で素晴らしさのヒエラルキーが語られるのが新鮮です。スリランカでいちばん尊いのは銀なんですね。三人の子供の中でいちばん優秀なのが末っ子で、宝物探し譚の最大のご褒美が妻なのも王道の物語類型を感じさせます。ふしぎな銀の木 スリランカの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) [ シビル・ウェッタシンハ ]価格:1540円(税込、送料無料) (2020/12/11時点)楽天で購入