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カテゴリ:食い道楽
魚へんに春、と書いて「鰆(さわら)」とは、今更 オイラが言うまでもないが・・。 オイラは、鰆が大好きぢゃ。 西京漬けもいいし、塩焼きも、そしてホイルで酒蒸しも、ウマウマ~ 昔は、オイラの住む県の農家では、鰆のおいしい春先になると「鰆と空豆の押し寿司」を 親類や隣・近所に配ったという。 「そろそろ、田んぼの応援をお願いする時期なので宜しくお願いします・・・」 という意味ぢゃ。 そうして、一軒一軒、「鰆と空豆の押し寿司」を、アタマを下げながら、配り歩く。 頂いた方も、「ガッテン!」とばかりに、準備は心得ている。 ・・・そんなふうに、「季節ならではの美味しいモノ」で、人とひとを繋ぐ、そんな素敵な風習が チョッと前まで、さりげなく、生活の中に息づいていた・・・。 今? 「そんなこと、今の時代 メンドウぢゃわ~」とばかり、少しずつ無くなりながら、「風化」 していくみたいぢゃな・・・。 オイラもまだ可愛かった(!)幼い頃も、マミー(母上)の田舎でも春になると、 お祖母ちゃんがいそいそと「鰆と空豆の押し寿司」を作っては、食べさせてくれたものぢゃ・・・。 あの時の優しい味・・・忘れられないのぉぉぉ~。 「美味しいモノ」は、何も高級なモノというわけではナイな・・・。 たとえ、塩だけの「おにぎり」であろうとも。 ソコに「愛情」という味付けがあってこその「お御馳走」になるものぢゃ。 そして、そんな「舌を伝って胃袋に届く美味しい記憶」は、いつまでもココロを 掴んで離さない。 いまでも、オイラは、「鰆と空豆の押し寿司」を食べると、お祖母ちゃんや、お祖父ちゃんの 記憶が溢れ、胸がイッパイになる。 そんな「あの頃、あの時の味」というモノが、ふとしたことで落ち込んだり悲しんで いるときに、「元気」や「勇気」を奮い立たせてくれる、ということが沢山アル。 愛情に培われる食材と食事。 「食」は、「いのち」を育む大切かつ、神聖な行為というものぢゃ。 「ただ欲望のままに満腹感を満たせばいい、メンドウくさい」という人たちを見ると、オイラは なんだか切なくなる。 「食に思い出」はないのかなぁ~。 もしそうなら、そんな人にもチョッとでもいいから、「食が運ぶシアワセ」を届けて あげたいものぢゃな~。 ・・・オイラは、チョビッとそんなことを考えている・・・。 沢山のご心配や励ましのメッセージを有難うございます。 「試練」には燃えるタイプ? 元気で、次のステップを踏む準備をしているぜぃ! なんてったって、自称・「日本一のコーディネーター」ぢゃが~。 近所のカフェで「ランチミーティング」したときのランチセット デザートは・・・ オイラの大好きな杏仁豆腐と珈琲で、ココロもお財布も・・・ふふふ~ さてと。 ほな、今日も気持ちよくスタートしますか。 ぢゃ、また! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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