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カテゴリ:野鳥の名所
2月19日、広島県福山市の芦田川に野鳥を見に行った。前回の1月24日よりも遅めに行ったためか、カモたちの数は少ない。河口に向かいながら探してみることにした。少し川下にカワウが数羽いた。繁殖羽に生え換わって頭部が白くなっている。立派なモヒカン頭の1羽をパチリ。
カワウ じっと見ていたら飛び立ってしまった。 カワウ 生え換わり具合には個体差があるようでおもしろい。 カワウ ユリカモメと思しき奴がやってきてカワウのすぐ側に止まった。のんびりと羽づくろいをしているだけだったのだが、カワウのほうは嫌がって飛び去った。 また別の白い奴が今度はこちらに向かってきた。ユリカモメだろうと思いひょいと見て興奮してしまった。お前、くちばし黒やんけ! ユリカモメによく似ているがくちばしは黒い奴といえば、ズグロカモメである。世界的にはかなり数が少ないが、九州などで見られる数は増えつつあるらしい。ちなみに、我が家の野鳥図鑑は初版本のためか、こいつは載っていない。 ズグロカモメ ズグロカモメ ついでに、1月24日にこの近くで見たユリカモメの写真も載せておこう。 ユリカモメ ユリカモメ もう少し下流にはホシハジロやキンクロハジロに交じってカンムリカイツブリがいた。 カンムリカイツブリ カンムリカイツブリ 比較的近くにいるキンクロハジロたちはこちらが気になるのか、じっとこちらを見ている。正面から見るとかなり怖い。この顔を見ると思い出す歌がある。 ツッパることがおとこーのー、たーったひとつの…。 キンクロハジロのオス 川の中ほどに白っぽい奴がいる。ズームしてみると、またおったー!ミコアイサのオスである。羽づくろいをしているのでよくわからない写真になってしまったが、私にとってパンダといえばこいつである。 ミコアイサのオス なぜかこの1羽しか見当たらない。しばらくすると、こちらへ泳いできた。他のカモたちよりは遠いが、今まで見た中で一番の近距離である。正面から見たのは初めてなのでうれしい。 ミコアイサのオス 横から見るとなかなか凛々しく見える。 ミコアイサのオス この日も期待以上におもしろかった。冬場の行楽の定番スポットになりそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月25日 09時03分28秒
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