|
カテゴリ:GW2011
5月2日、GWの家族旅行2日目は兵庫県新温泉町(旧浜坂町)からひたすら日本海沿いを東へ進み、山陰海岸ジオパークに指定されているところを陸から見学することにした。地質学的に貴重でおもしろいところである。まずは田井の浜に立ち寄る。
海岸の手前に砂地のスペースがあり、十台くらいは止められそうである。隅の方に案内板があった。浜に下りる階段の周辺ではハマダイコンが満開である。 海を向いて立つと右側に龍宮洞門があるはずである。とりあえず、見える範囲の右端から撮る。 海の中にもいくつか岩があり、穴があいているものもある。 海の方を向いて右側の崖の黒っぽい筋模様が見える辺りに洞門があるはずなので、岩の上を歩いて近寄ってみた。穴があいていそうなところはあるが、近づくほど角度が悪くなり見えなくなる。 あきらめて戻ることにし、階段の横のトイレ周辺のコンクリートの道の上に立つとなんとか穴が見えた。 再び案内板の写真を確認すると、龍宮洞門は黒っぽい筋模様の右側に見えるはずである。写真を撮ったのは左側の穴、どうやら、間違えて別のを撮ったようである。 林道に入ると、海から遠ざかってしまった。この道からそれずに東に進めば三尾大島が見えるはずである。ところが、この道は利用者が少ないのか、木の枝が折れて道路にはみ出しているのをほったらかしてある。何度も木の枝や小さな落石をよけて進む。狭い道なので、対向車がいなくて助かった。 ほんの数分で三尾大島が見えてきた。いい天気だが、黄砂がひどくてかすんでいる。とりあえず狭い駐車スペースに車を止めて1枚だけ撮り、どうしたものかと考える。この道の先にまだ見たいところがあるのだが、果たして通れるのだろうか。カーナビは引き返せというが、バックもUターンも不可能に近い。ええい、行ってまえ! 相変わらず覆いかぶさってくる木の枝をよけながら進むと、すぐに民家が見えてきた。三尾大島の方向を示す小さな看板がある。近くまで行けるのだろうか。港町の中にちゃんと案内板と駐車スペースがあった。これ以上は近づけないが、さっきよりはよく見える。 柱状節理は海側のほうが発達しているようで、陸からははっきり見えなかった。海の方を向いて立つと左側に穴が見えた。貫通はしていないように見える。名もない洞窟のようである。すぐ前に小さな舟があり、人が乗っている。 気を良くして再び林道に戻る。またしても木の枝と落石に悩まされる。この道から鋸岬が見えるはずだと首を伸ばしてみるが、木々が生い茂ってなかなか海が見えない。あれかと思うとすぐに見えなくなる。 十数分後、岬のような地形がちらりと見えた。道の左側に車1台が止まれるスペースがあり、その先にも道が続いている。ただし、車止めがあり徒歩でなければ無理である。車から降りて歩いて行くと、道沿いに水がちょろちょろ流れている。坂道は海の方へと下って行く。 細々とした踏み跡をたどって終点まで来ると、八重桜が満開だった。その向こうに突き出た地形がわずかに見える。鋸岬ならば中腹に旭洞門があるはずだが、先端のほうしか見えないのでよくわからない。もう少し東に来てしまったのかもしれない。せっかくなので1枚撮って引き返す。 10分少々で車に戻ると、道の向こうに滝が見えた。この水がちょろちょろ脇を流れていたようである。 ここから東は旧香住町になる。さらにこの林道を進まなければならない。10時前なので、まだまだ行ける。 続きは明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月11日 09時02分47秒
[GW2011] カテゴリの最新記事
|