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January 8, 2005
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癒しのことば: ”あなたの名前を、私の心の碑(いしぶみ)に刻みます”


杉原千畝という人をご存じですか?

”日本のシンドラー”と呼ばれている方です。
第2次世界大戦時、単独で、6000人のユダヤ人の生命を救い、
ユダヤ民族にその名前を記憶されている(今後も記憶される)唯一の日本人でしょう。
イスラエルでは、子どもでもその名を知っています。


■杉原千畝(すぎはら ちうね)[1900 - 1986]
第2次世界大戦時のリトアニア日本領事代理で、6000人のユダヤ人の命を救った。
しぶる外務省の指示を無視して独断でビザを発給し、帰国後は職を追われた。
エルサレム郊外に、600万人に及ぶホロコースト犠牲者を偲ぶ記念館があり、
ユダヤ人の生命を救った義人のネームプレートに、唯一日本人の名が刻まれている。
<<  センポ スギハラ  >>


ポーランドから逃げてきた、おびただしい数のユダヤ人達が領事館を取り囲みます。
ロシア経由で日本に立ち寄り、南米まで逃亡するというのです。
どうしてもビザを発給してもらわないと、つかまって皆殺しになると言います。

杉原千畝は、決意します。

「彼らにビザを発行しよう」

反逆罪の危険を顧みず、杉原は手書きのビザを発給します。
当時手書きだったビザを、1枚1枚、手が痺れても書き続けます。
昼夜の別なく、書き続け、領事館が閉鎖になっても、ホテルに移って書き、
汽車の中でも最後の1枚まで書き続けるのです。

「 もう私には書けない…みなさん、許してください… 」

ユダヤ人には「チウネ」という発音がどうしてもできない。
そこで、「センポ」と呼んでください、と教えたのです。
プレートには「センポ スギハラ」と刻まれていると言います。 


最後の1枚を書き終えた杉原に、ユダヤ人達はこう言うのです。

「 あなたの名前を、私の心の碑(いしぶみ)に刻みます 」

胸を打つことばです。
「忘れない」「感謝します」という言い方を、私たちは目にします。
それはそれで、深い感謝のことばですね。
でも、時が経つとその「思い」は薄れがちです。

しかし、この言葉には、「命を救う」「生命を伝える」ほどの重みがあると思います。


本田健『ユダヤ人大富豪の教え』では、老富豪ユダヤ人との出会いと、
彼から受けたレッスンによってその後の人生が大きく開けてきたことが記されます。

若き日の本田健さんに大富豪になるレッスンを授けたゲラーと名乗るこの老人も、
杉原千畝に命を救われたうちの1人に違いないのでしょう。
ゲラー氏は、ヨーロッパのナチス迫害から逃れアメリカに渡ってくる途中で、
神戸に立ち寄って日本人にお世話になったことを感慨深く語ります。

杉原千畝の勇気と行動がなかったならば、大富豪ゲラーは存在せず、そして、
多くの人に幸福メッセージを送っている、現在の本田健さんもなかったのでしょう。

「名前を心の碑に刻む」

それは、世代を超えて、民族の記憶の中に名前を留める、
そんな重さを持っているのでしょう。

1つの出会いを、「碑に刻む」。
そんな気持ちで生きていけたらいいなと思います。





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Last updated  January 8, 2005 02:53:24 PM
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