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テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:読書
船井幸雄『生き方の極意』(PHP研究所、94年第1刷)
風邪でダウンしています。 木曜日の夜あたりから、発熱・悪寒・セキのトリプルセット。 最悪のコンディションです。 「殺しても死なない」という評判の強健な肉体なんですが、どうしたんでしょうか? さすがに寝飽きて、やることもなく、ツンドクの本を枕元に並べては目次を眺めたり。。。 そうするだけで、意外にも、やりたいことやアイデアが湧いてきます。 手帳に、簡単なメモをとっていきます。 スケジュールが1割、メモ欄が9割の手帳。思いついたことをドンドン書いていきます。 何かの本で読んだのきっかけで、肌身離さず持ち歩いています。 その気持ちでいると、不思議なもので、電車に乗っていてもアイデアが湧きます。 パソコンを立ち上げる気力も無いのですが、久々に船井幸雄を読みました。 船井さんは船井総研を立ち上げ、経営者・コンサルタントとしてユニークな活躍で有名ですが、 著作には、時代の先をゆく先見の明と、普遍的な生き方のヒントがいっぱい。 けっこう、本屋に並んでいる成功本のネタになっている考えのルーツになっています。 ややもすればエキセントリックな船井哲学を、魅力的な言葉に置き換えただけのものも多い。 そこで、病床で書き留めたメモの中から、なるほどと思ったものを書いてみます。 (1)「引き算」より「足し算」の生き方をしよう。 年功序列型社会では、ミスをしないことが大切という「引き算」的な発想。 それをやめ、何かプラスになること、失敗してもいいから積極的にチャレンジすることを提案。 個人の生活でも、これって大事ですね。とりあえず楽しい生き方、ストレスの少ない生き方に。 (2)ギブ・アンド・ギブの生き方をしよう。 「ギブ・アンド・テイク」になりがちな人間関係。 そうじゃなく、まず与える。次に与える。さらに与える。 知ったこと、分かったことを全部与えるつもりでいく。 すると、次の与えるもののためにもっと勉強しなきゃ、ということに。 それ以上に、与え続けるうちに、いろんな情報や物が飛び込んでくると言います。 私にはまだ、その実感はありませんが、これまでとは違う人間関係を作っていく大事なヒントかも。 (3)「天職発想」「感謝付きプラス発想」に変える。 ワクワクして心底から取り組みたいことをやる。 それがすばらしいこと、ストレスのない生き方に大事なことは明らかです。 でも、それが分かっていても、現実問題としてそうできないのが実際の職場ですね。 じゃあ、変えるためにはどうすればいいの?というのが私の今のテーマです。 船井さんは、「必然、必要、ベスト」の論理的納得が大事だと述べています。 これはちょっと難しい考え方ですが、結論だけ書くと、 ”いいことも悪いことも、私たちの身の回りで起こることは、自分が招き寄せたこと” という考え方です。これはたぶん、J・マーフィー理論に基づいていると思います。 で、要は、自分が変わらないとよくならないのだから、まず全てを肯定して理由を考え、 感謝するということ。詳しくは、『生き方の極意』(159頁)をご覧ください。 風邪が治ったら、このあたり、私が考えていることを書いてみますね。 また元気になったら、具体的なアイデアや私の実践も書いてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 16, 2005 01:14:01 PM
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