|
テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:映画ま行
マイレージ、マイライフ 色んな会社へ出向き上司に代わって社員にリストラを通告するという仕事をしている ライアンは年322日出張し家族や人との深い関わりを避けていた。 ある日同じく出張ばかりしているキャリアウーマンのアレックスと出会い 会社では新人社員のナタリーの教育係にされてしまい…。 現代っ子のナタリーとライアンの会話やアレックスとライアンの開けっぴろげな会話、 ナタリーの失恋話を聞くアレックスとライアンの応対は面白かった。 ライアンが2人の女性と出会い妹の結婚式を経て少し変わっていく… みたいな内容なんだけど個人的にとても耳の痛い映画でした。 家族とも距離を置き結婚もせず深い人間関係を排除し密かな趣味を楽しみ (ライアンの場合マイレージを貯める)身軽に生きてきてそれでいいと思っていたのに 自分の言った一言でふっと気付く。 “幸せな時君は一人だったかい?” 気付いた矢先出鼻をくじかれる展開はとても皮肉だ。 さらにアレックスの“これが私の本物の人生よ”“あなたはどうしたいの?” “それもわからないの?”“私は大人の女よ”といったぐさぐさと胸に突き刺さる 言葉に不覚にもちょっとめまいを感じてしまった。 地に足の着いていない年だけとった子供。 そんな人にも変われるチャンスはある。 それを活かすも殺すも自分次第。 ライアンは変わるんだろうけど実際あれだけ年をとった人間が変わるのは かなり難儀な事だと思うなぁ。 ただ家族という形にこだわらなくても人間関係は大事だからねぇ。 とりあえずバックパックのチャックを開かない事には始まらないと…。 出来るかな?あぁ耳が痛い。 アレックス役のヴェラ・ファーミガのあのいい女風の雰囲気は堪らないです。 ちなみにこのタイトルは失敗だと思う。 「マイレージ、マイライフ」★★★(★半分とちょっと) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.25 16:27:32
コメント(0) | コメントを書く
[映画ま行] カテゴリの最新記事
|