Stand by
今日ね、とうとうショーたん、死んじゃいました。我が家の愛猫・ショー太は、3月8日午後2時40分、20歳で永眠しました。20年前の4月中旬頃、生後1ヶ月のショーたんを動物病院からもらってきたので、多分来週辺りがお誕生日なんじゃないかな~って、思っていたのですが、こうなったらもう、ハタチを全うしたと認定しちゃいます。本当にいい子だったな~~。数年前から、ことあるごとに「ハタチまでは頑張ろうねっ♪(≧▽≦) 」って、言い聞かせてきたのですが、ちゃんと言うこと聞いて頑張ってくれました。年末の危篤状態からも、回復してくれて、ごはんも「おいしいおいしい」って食べてくれて、最後まで一人でトイレもちゃんとしてくれて、生涯に渡って、ほぼ病気知らずだったし、本当に手のかからない、いい子でした。最後は、母に液体ごはんをシリンジで食べさせてもらってから、大好きな掘り炬燵に入って、少ししたら、不思議な声で3回鳴いたので、母が炬燵布団をめくって覗いてみると、息をしていなかったそうです。心臓が弱っていたので、3月に入ってからはいよいよ食も細くなり、息もはぁはぁなっていたので、覚悟はしていたのです。それにしても、今日は午前中外出していた母が帰宅するのを、まるで待っててくれたみたいなタイミングだったし、母の傍で、大好きなおコタで安心して苦しまず亡くなることができたし、私は職場で、母からの留守電を聞いたのは、たまたま午後休憩の時間で夕方でしたが、明日はちょうど私はお仕事がお休みだったこともあり、即、動物のお寺さんに連絡し、受付時間ギリギリでしたが、幸い明日葬儀をしてもらえることになったし、本当に、最後まで、なんて親孝行ないい子だろう・・って涙出ました。あんないい子は、本当にどこにもいません。ショーたん。20年も、傍にいてくれて、ありがとう。ショーたん。おねえたんは、これからもずっとずっとショーたんと一緒だよ。職場では、ショーたんのために、白いカモミールみたいな小花に囲まれた1輪のガーベラをブーケにしたのを、さっと抜けて、わざわざ買って来てそっとプレゼントしてくださった方がいて、なんて優しいんだろう・・どうしたらそんな優しさをとっさに発揮することできるんだろう・・私ならそんなこと思いつきもしない・・きっとできない・・って、しみじみ思い、深く感動してしまいました。3.11まであと3日ですね。3.10には鎮魂の花火も2万発上がりますね。スコップ団の団長・平了さんは、ブログの中でよく「スタンバイ」って言葉を書かれます。新しいバスの名前も「スタンバイ号」。Stand by(1) そばにいる.(2) (何もしないで)傍観する.(3) (いつでも行動できるように)待機する.(4) 【ラジオ・テレビ】 (放送開始に備えて)待機する, スタンバイする.(5) …を援助[味方]する.(6) 〈約束など〉を守る.こうして改めて見てみると、この言葉の持つ意味はほぼどれも、団長がいつも「かくありたし」と願っているものを表しているな~と、つくづく思います。私も、マザー・テレサにはなれないけれど、寄り添う人になりたいと思い、そばにいる人になりたいと思い、味方する人になりたいと思い、いつのまにかStand by と言う言葉を日々意識するようになりました。今日は、ショーたんも、この言葉そのものの生涯を、生きてくれていたんだな~と、しみじみ思いました。平さんの今日のブログにも、印象的なお言葉が・・。これに類するお話は、こないだの糸井さまとの対談でも語られていましたが。人が本性を出し、みっともねぇ大人が露呈したが、俺はそうはならねぇぞと演じた。子どもの前では特にそうした。人はとても弱いから、かっこつけてないと、ドンドンすごいスピードでカッコ悪くなる。体型とかもそうかもね。100%SOかもね。震災の時に、阿鼻叫喚の大混乱の中、あさましい行動をとった人もたくさんいた・・それを目の当たりにした平さんが、肝に銘じたことですね。私は、かなり情けない大人の部類なんですが、でも、いつも思っている「キャンディとイライザ」ってことと似てるな~って思って、そしてやっぱりいつも何かしら「かくありたし」という願いを強く持って、それを忘れないようにしている人は、どこかですごく頑張って一生懸命そうしているからこそ、ちゃんとそうなる方向に、ちょっとずつでもちゃんとなっていってるよなーって、いろんな人を思い浮かべて、そう思います。だから、私も、「かくありたし」というビジョンを、いつも忘れないように繰り返し肝に銘じながら、また明日からも生きていこうと思います。Stand byショーたん。本当にありがとう。いい子のいい子のいい子ちゃん。