気まぐれ*旅の日記帳*

2011/11/18(金)18:22

【アテネ旅行記】ゼウス神殿からアクロポリスへ

旅行(アテネ)(15)

アテネでの最初の朝です。 今回のホテル、アテナウム・インターコンチネンタル・アテネの クラブフロアでの朝食。 Athenaeum InterContinental Athens 並べられた銀器や陶磁器、そして窓の外にはアクロポリス こうやってあらためて写真を見ると、 やっぱりヨーロッパなのだなぁとしみじみ思います。 ビュッフェスタイルなのですが暖かい飲み物が見あたらないので、 「紅茶はどこですか?」と聞いたら「お持ちします」と言われてしまった 「そうだ、ここはヨーロッパなんだ」と気づく。 いちいちお願いするのが面倒だと思う私はやっぱり庶民なんだなぁ。 でもコーヒー・マシンから好き勝手に入れる方が気が楽です。 そして紅茶はロンネフェルトでした。 ああ、やっぱり美味しいです この日も昨日に引き続き交通機関はすべてストだそうです 加えてタクシーまでもがスト。 でもそこはさすがにインターコンチネンタル、 空港行きのシャトルを出すそうです。 あと平常時でも30分~1時間の間隔で、 シンタグマ広場までシャトルバスを走らせています。 アテネの見どころは一点集中型なのでこれで充分 またシンタグマ広場まで地下鉄2駅分ですので、 いざとなったら徒歩でも大丈夫です。 今日はアクロポリスをメインに回る予定で、 まずシャトルバスでメトロのアクロポリ駅付近まで それにしてもアマリアス大通りはすさまじい渋滞でした。 皆さんマイカー通勤だからだと思われます。 ちなみにストが解除された翌日は空いていました。 まずゼウス神殿からスタート ここを起点とした理由は、 パルテノン神殿を含む6カ所の遺跡が共通チケットなので、 一番空いていると思われるゼウス神殿でチケットを購入したかったから。 実際チケット売り場はガラガラでしたが、 大通りからかなり離れたところにあります、なぜだ。。。 アドリアノス門 Hadrian's Arch ローマ時代、2世紀に建てられた門で、 奥に見える高台がアクロポリスです。 ゼウス神殿 Temple of the Olympian Zeus かつては計104本のコリント式の柱が並んでいたそうです。 今はわずか15本。。。 うーん、ギリシャの遺跡は想像力を必要とします。 「昔は美しく壮大だったのだろう」と、 柱と柱を頭の中でつなぎ合わせ在りし日の姿を想像します。 さてここから新アクロポリス博物館へ ディオニシウ・アレオパギトゥ通り Dionissiou Areopayitou ゼウス神殿からアクロポリスへと通じる遊歩道で、 入り口付近にカフェやタベルナが立ち並んでいます。 ここで絵葉書を購入、とても安くてびっくり。 新アクロポリス博物館 2009年にオープンした新しくてピカピカの博物館。 アクロポリスにあった展示物をすべてここへ移転したそうです。 展示物はアテネの最盛期、 パルテノン神殿が建てられた頃の物が多いのですが、 破損がひどく完璧に残っているものが無いに等しいです。 保存状態が悪いのか、長い歴史の中で破壊されてしまったのか、 良い物は列強国に持って行かれてしまったのか。。。 ここでも残っているパーツを頭の中で組み立てて、 在りし日の姿を想像するしかありません。 さて再びディオニシウ・アレオパギトゥ通りをアクロポリスへ 途中にあった小さな教会 アテネで出会った初めてのギリシャ正教の教会です。 この後街の中でたくさんの教会を見ました。 しかもほとんどの教会は扉を開放して中に入ることが出来ます。 イコン、ろうそくの光、ドーム天井の壁画、イコノスタス、 ギリシャ正教の神秘的な世界が存在していました。 そして地元の人が気軽に立ち寄り祈りを捧げては帰って行く。 まさに信仰の場であり、現在も生き続けている空間となっています。 こういうところにアテネの日常を垣間見ることが出来ました。 さていよいよアクロポリス遺跡に登り、パルテノン神殿へ、つづく。

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