|
テーマ:今日の気持ち!(517)
カテゴリ:カテゴリ未分類
多分、人生の中でこれほど泣けた小説は僕の中では無かった。
その小説が映画化される。。。 作者も並々ならぬ思い入れの作品なので、奥さんに演じて欲しいのだろう。 僕がこの作品と出逢った時は、丁度、カミサンと離婚を真剣に悩んで いた時の事だった。 主人公と自分を重ね合わせて居たのかもしれない。。 サヨナライツカ。。。の小説の一説にとても心を揺らされた 一説がある。 人は、愛された事を思い出す人と、愛した事を思い出す人がある。 きっと、僕は愛した人の事を思い出すタイプだろうな。。 長い人生の中で中々、自分が愛した人と一生居られる事って難しいと 思うな。。 大人になると、愛される事にも敬意を払える様になるしね。。 本当にそう思えるのって、いくら恋多き人でも、 その中の一人か二人なんだろうな。。永い人生の中の。。 本当に逢いたいって思える人は。。。 とにかく、サヨナライツカほど、僕にショックを与えてくれた作品は 未だに出逢って居ない。。 それから、辻 仁成の小説は全て読み漁った。。 カミサンと別れた時も全て持って来た。。 目下の恋人も、泣けたな。。主人公が、必ず友達に彼女を紹介する時に 彼女の事を目下の恋人と紹介するのだけれど、 主人公が彼女をそう紹介するのには、深い理由と愛情があるんだよね。 彼のその心の想いを考えるととても切なかった。 自分に人の死について、真剣に考えさせてくれたのが、白仏だった。 太陽まち、も素晴らしい小説だったし、 今この瞬間を愛していると云う事。。も泣けたな。。 小説に出て来る女性がとても素敵なんだよね。。 しかし、辻さんも、奥さんをこの作品に起用するなんて、 奥さんも凄いプレッシャーだろうし、夫を理解しているぶんだけ、 彼女しか居ないだろうな。。 その本人達の葛藤を想像しただけでも、身震いしてしまう。 一部、ニュースじゃ、女房の復帰作だから。。。。 とか、言っているが、そんなに甘い男じゃないですよ、辻 仁成は。 夫婦だから、あえて避けるのが、普通じゃないかな。。 あえて夫婦でガチンコ勝負ですよ。。 想像するだけで、この夫婦の信頼関係と言うのが揺るぎない関係なんだな?と想像できる。 辻氏だって、奥さんが復帰しなくても、全世界で、印税入ってくるから、そんな安っぽい発想じゃないのに、 マスコミは、本当にわかって無いよな。。 人に小説を薦めるのは抵抗があるけど?(自分が薦められても、読まないタイプだから。) サヨナライツカは、お勧め致します。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.17 23:55:53
|