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カテゴリ:遺構 産業、土木遺産
三人と一匹RF5で出かけます。
前から気になっていた、千葉市若葉区にある「千葉刑務所」 刑期8年以上の初犯者(重罪初犯者)を収容する男子刑務所 収容定員 1150名 「オーム真理教」幹部 林郁夫や「足利事件(冤罪)」「神奈川金属バット両親殺害事件」「布川事件(冤罪)」「御殿場事件」の受刑者収容で有名です。 明治40年築 司法省の山下啓次郎の設計 五大監獄の一つ(奈良監獄・千葉監獄・金沢監獄・長崎監獄・鹿児島監獄) 放射状の獄舎等は残っていませんが本館と正門は現存しています。 旧千葉監獄の遺構 正門 正門の表札 両脇の丸み帯びた塔 細かいところまで凝った作り 今の建築では納期やコスト優先でありえない作りだろうね 中から見た正門 本館 なかなか全体写すのが難しい かっこいいなあ 「神は細部に宿る(God is in the details)」とはこういう事であるのだろう。 今、復元とかじゃなくて一からこの手の設計できる人って少ないんじゃないかなあ~ 内部施設見学もあったようですが早く来場しなければ整理券ゲットできなさそう。 現役施設なので撮影禁止はもちろん、スマホやカメラ等手荷物検査で厳重に持ち込み禁止されてるみたい。 ついでにスパイクと周り散歩してきました。 これらは見れば分かりますが当事の物ではありません。 煉瓦風のタイルで雰囲気ちょい合わせてます。 刑務所の壁は自力で這い上がりにくいように、角部分が弧を描いてアール付けられてますね。 監視カメラもあるな。 無骨な刑務所感がする監視小屋? フェンス越しに歩きやすい 鉄の扉 これも監視小屋? 高さのある壁 今回「矯正展」で見学したけど 明治設計当時の建築建物は、矯正を優しく温かみのある心で向かえる柔の部分。 その他の高い塀や監視施設、有刺鉄線、頑丈な扉等は絶対的な抑止力の剛の部分を感じましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.05 09:48:11
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