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カテゴリ:Live
高橋竹童 名古屋能楽堂 Live ! 津軽三味線 能楽堂公演 出演者:高橋竹童(津軽三味線、三味線、胡弓) 和田啓(アジア打楽器) 丸田美紀(琴) 今日は嗜好を変えて、邦楽それも津軽三味線のコンサートに行って来ました。 基本的にBlack系を好んで聴いているのですが、心にジーンと訴えて来る昔からのSoundもどこか私自身の片隅に聞かなくっちゃ、と頭の中の一部に残っていて、つい思い立って見に行くことになりました。 3、4年前にちょっとしたブームでしたが、ここのところは非常に落ち着いた感じがしますね。 津軽三味線っていう響きがどうも気になって、生の演奏をきいてみたいと同時に、能楽堂って入ったこともないし、ましてやそんなところで音楽が聴けるなんて意外だったことで決行しました。 名古屋城の入り口近くにありました。能楽堂敷地内に入った途端何か静寂感を感じました。なにか違うものってあるなー。Black系のLiveの前にはない感じがしました。 会場にはいわゆる花道と真四角の舞台があって強靭な舞台のように見えました。 音響も生の音を聞かせるだけあって、しぐさひとつの空気の動きすら聞こえるんじゃないかという会場の造りでした。浴いえば出来れば木の匂いがするといいなって思いました。 高橋竹童は津軽三味線の高橋竹山を師として活動していたようです。MCでは27歳と120ヶ月と話していました。(笑い!) 2部形式で、1部は津軽三味線5曲、津軽音頭、ワイハ節-津軽小原節、即興曲、郷愁、TSUGARU(約1時間)途中でPercussionの和田啓が登場し穴の開いたツボ(ウドゥー)を演じて共演してくれました。あれ面白そうでした。 和田啓さんは新シルクロードのテーマ曲で演じているとのことでした。 15分間の休憩のあと琴奏者の丸田美紀さんが登場。 胡弓を歩きながら花道をゆっくり歩いて演奏する高橋竹童さんと十三弦(琴)の共演。越中おわら節 風の盆なぜか胡弓がよく合います。不思議です。 “鳥のように”は十三弦での独奏でした。 “ロンガシャナーズ”(自由)この曲は、あの女子十二楽坊のいわゆるメインテーマ曲のような曲でこれがアラブの曲とは思いませんでした。更にこの曲を津軽三味線でやるなんてびっくりですが、この曲から二十弦(琴)を変えて演奏してくれましたがPianoあるいはハープのように聞こえました。すごいわ!! 特記すべきことがあります。MCでも話してみえましたがなんと「9拍子がある」とのことでしたがどう拍子をとっていいのかわかりませんでしたが、たしかに9拍子ありました。 いろいろな国によって曲の特質ってあるんだなーと感じました。 このあと“Beatlesメドレー(3曲)”、“リベルタンゴ”、“夜桜”そしてアンコール。600ちょっと入るキャパで400人くらいだったでしょうか、それでもすごい拍手でまだまだ古典というか、三味線もいいなって、そして3人のコラボレーションも新しい試みでいいなって。 3人は「トリニティー」として今年中にCD録音し来年にはCDを発表したい。とのコメントをしてました。 あ、もうひとつ。着物の女性が多く観客にいたことが印象的でした。まだまだ着物文化いきているんだなー。 写真は名古屋能楽堂の外観です。 おまけです。名古屋城ですが松が邪魔してますが見えるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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