節々痛くとも其れは素敵な思ひ出
NHKホールでござい。前日に迷子という次の日に26になる人間とは思えない所業をやらかした為今回は事前に下見に行きました。…あっさり着きました(笑)仕方がないので代々木公園でぼんやりと午前中を過ごし(もしかしたらヒイちゃんあたり散歩してないかしらと余計な妄想をしましたが通るのは犬ばかりでしたっていうオチです)木々に囲まれながら大地讃頌聴いたら泣きそうになりました。まあ、後で話すと思いますけど結構このライヴで密かに泣いてます、私。何なんでしょうか、情緒不安定なのか感動なのか本人もよく把握できてません。NHKホールでは2階席だったのでメンバーの新しい衣装の詳細がいまいちわかりませんでした。なんかヒイちゃんの衣装がファー付きでふわふわしてたのと(あれ、下はジャージなんでしょうかね?アズキ色っぽい…)ニレの着てるコートみたいなのがビジュアル系の人みたいでちょっと面白かったです(超失礼発言)。節と言う位ですのでいつもとは違う志向で始まり、結成当時からの映像が流れスタートしました。ヒイちゃんは場面ごとにピアノだったりキーボードだったり例えが貧相なんですがそれこそドリフの場面転換のように床ごと移動してましたよ。中盤で「夢日記」ならぬPE'Zの歴史を紹介する日記コーナーが始まりニレ氏がノートを手に映像に合わせて歴史を振り返っていました。あれのせいで竹の映像を見るたびに「節!」と叫ぶニレ氏の声がフィードバックして笑ってしまいます。(だって空港で日本の観光紹介の映像流れてたら竹林が映って、カフェラテふき出しそうになったんですもの…)個人的に1番感動したのがヒイちゃんオンリーの「keluku walk」です。あれだけでも来た甲斐がありました。ミツヤの日記なんでちょっと外れたことも書きますがそれを聴いてて、ふと(これ以前にも言ったかな)「G戦場ヘヴンズドア(日本橋ヨウコ)」に出てくる台詞「私は素直にそんな人達を守りたいと思ってる」が出てきちゃいましてこんなしがない人間でもできる限りPE'Zのファンとして応援していきたいと強く思いました。自分の命と生んでくれた親の次にPE'Zが好きです。なんかしんみりしましたね、失礼。話を戻しますとなんだか門田さんがえらく動いてたのが印象的で、自分の見せ場の時に前へ出てくるのは最近ありますけど段々エスカレートしてません?(笑)ジャンプして前へ出てきて客席前方を悩殺しまくってました。羨ましい。新曲やりましたよ。歓声でタイトルが聞き取れなかったんですが確か夢のつくタイトルでした。歌謡曲でもなく、何ていったらいいのかうまい言葉が出ないのですが「日本人の身体に流れてるテイスト」を感じるメロディでした。個人的にね。ホールなんでいつものハコと比べるとやっぱり見ているこちらのノリもちょっと大人しめでしたが「SAMBA DE 恋して」の手の振りは圧巻でした。難を言うとホールということで最後尾まで聞こえるようにセッティングしたから仕方ないんでしょうけど、ベースの低音が少々強かったように思いました。2階にいても結構振動が強かったもので、1階の方、特にスピーカーの近くの方はすごかったんじゃないかと思って聞いてみたら実際そうだったようです。それと、前夜祭からそうだったんですが大山氏のペットがね。高音辛そうっていうか、厳しいこと言うと出てなかったんですよね。大きなお世話ですが、「大丈夫かな?今度は出るかな?」ってそっちに気がいってしまったのもまた事実で…。今回のライヴは節目という記念的意味と実験的な部分もあったのかな~というのが正直な感想です。やっぱり小さいハコがいいと言ってしまえばそれまでですもの。あと最後に言わせて下さい。最初に流れた映像の中でとてもガツンと打たれた言葉がありまして NOT JAZZ BUT PE’Z自分の中で答えが出た気がしました。今のところ私が生きていく事とPE'Zを愛する事は全くもって同義です。気が違った発言ととられても仕方ないでしょう。けれど私の正直な気持ちです。彼らを知る事で出会えた方々に感謝です。ほんとにほんとにみんなありがとう。1人でキーを打っていて不安になることもありましたがお会いした方から「ラジオレポありがとう」と言って頂いて「やっててよかったな」と思いました。こんなミツヤですが皆様宜しくね。嗚呼、これじゃあ全然ライヴの内容が…(苦笑)。