ジャニヲタ、モーヲタとくりゃ、次はアニオタである。

今日は秋葉原を歩いてきた。
昔まだ若かりしころは私はＡＶマニアだった。いや、ＡＶといってもアダルトビデオではない。オーディオビジュアルである。アンプやデッキやプレイヤーとか高級品の高嶺の花を目の保養にしては楽しんでいたこともある。
そして時代は変わり、自分がパソコンオタクに変わってくると、秋葉原もパソコン街になっていった。
そして、今や「アニオタ街」である。
アニオタとはイメージが悪い。この楽天でＨＰを開いている人で自称アニオタがいれば、気分を害されるかもしれないが、アニオタ、つまりアニメのオタクというわけだが、ＨＰを開いている人はオタクとは言えない。オタクとは「自分自身が没頭して仕入れたモノや知識を決して他の人のために役立てないような奴」のことである。（民明書房刊「現代新用語の基礎知識」より）だから、ＨＰを開設している時点ですでにオタクではない。
オーディオ、パソコンと時代の流れを秋葉原共に歩んできた私だが、このアニオタにはなれなかった。
今日も蒸し暑い中、ヤセとかデブのリュックしょった「私はアニオタです」と顔に書いてあるような人たちがゲームの店やカード、フィギュアの店に殺到していたが、何かが発売される日だったのだろうか。
ところが、そんな中、デブでハゲでめがねのおじさんがスーツ着てリュックしょって歩いていたから、妙にとけ込んでしまった。何を隠そう何も隠しはしないが私のことである。リュックは決してアニメキャラ百科とかガイドブックが入っているのではなく、ノートパソコンなのだが、そんないいわけは通用しない。もう見た目ですっかりアニオタおじさんになっていたわけである。

駅前にはＩＴセンターというでかいビルが建設中。ここにはヨドバシカメラ（だったっけ）とか日立製作所が入るらしい。またその並びに同じくらいの高さでハイテクマンションが建設中。全部屋ビデオプロジェクターや浴室テレビが装備されているらしい。

アニオタに侵略された街、秋葉原がこれらの新しいシンボルによって果たして変わることができるのだろうか？？