ミクシィに書いたんだけど,土曜日は,WOWOWで「マトリックス」3部作一挙放送をやっていたので,見てしまった。
まあ,一つには「ハイビジョン放送」ということもあって,高画質で見てみようということもあったのだが,見れば見たで,見てしまうものである。
第1作の,あの仰天するような設定は,見たことも無い撮影技術と相まって,衝撃があったが,続編は,いろいろ批判もあるようである。
しかし,やはり見てみれば,「リローデッド」の高速道路の追跡は迫力があるし(撮影のために全長3キロの道路を作った)、「レボリューション」の最終戦闘はものすごい。
ところで、今,我々が見ているテレビは、
2011年7月には,役に立たなくなる。
地上デジタル放送への完全移行である。
デジタル放送により,ハイビジョン放送が手軽に見れるわけだが,現在,「地上デジタル放送対応」と銘打たれている液晶テレビとかプラズマテレビは,買い替える必要はない。
しかし、
ハイビジョンが見れるかどうかは,疑問なのである。
というのは,もはや,液晶やプラズマがほとんど「ワイドテレビ」になっているとはいえ,
ほとんどが,
ハイビジョン放送が見れるだけ。
画面に映るだけで,実は「ハイビジョン映像」として、鑑賞できるテレビは,少ないのである。
なぜなら、
ハイビジョンとは,パソコンの画面サイズなどを表す「ピクセル」でいうと、
横1920ピクセルx縦1080ピクセル
これを,フルで表示しなければ,「ハイビジョン」ではない。
ただ,単に「ハイビジョン放送の映像が見れるだけ」で,「ハイビジョンをハイビジョンとして見れる」わけではない。
ほとんどが,1280x720とか、1680x945とか、ひどいのになると1024x1024なんていうのもある。
電気屋にいって,もはや,ブラウン管の並んでいないテレビ売り場にいって,「フルHD対応」と書かれていれば,1920x1080ということで、ハイビジョンが見れるわけだが,いざ,そうしてみると、その数は少ないし,あっても
値段が高い!!
なお、既に,ブラウン管のハイビジョンを持っている方は,当然のごとくフルHDである。
そんな液晶とかプラズマテレビだが,フルHDでなくとも,現状のテレビ(640x480)に比べれば,画素数は多いので,「きれいだな」という感じである。
しかし、サッカーとか野球中継なんか見ると,だめだめ,だと思う。
販売店やメーカーは,あまり,そういうことをPRせずに,液晶だとかプラズマだとか,薄型を強調した売りに走っているが,高画質を望む方は,要注意である。
しかし、
私みたいに,高画質を求める人が少ないから,
いまいちハイビジョンって,盛り上がらないんだよねえ・・・