アジア最大 世界バイク博物館 BLバイクパーク
アジア最大の大きさを誇るオートバイ博物館がある西帰浦市 表善(ピョソン)にやって来ました。2011年6月にオープンしたBLバイクパーク。 これは1939年に作られたモトべカン製(フランスのバイクメーカー)のバイクです。第一展示館は1930年代から1980年代までの自動車とバイクの歴史の流れがよく分かるように、実にさまざまなバイクが展示されています。かの有名なチャップリンが乗っていたといわれる「ベロソレックス」、韓国国内最初のバイク「ヒョースンスズキ」とライダーの憧れ「ハーレーダビットソン」まであらゆるジャンルのバイクが展示されています。 初期型のハーレーダビットソンバイクに詳しくない人でもダビットソンは広く知られていますよね。そのためか、ここに訪れる観光客は館内を一通りまわった後、またこの場所に戻ってきてダビットソンを隅々まで見て行くそうです。 このバイクはホンダCBR-125Rです。1980年~1981年に 韓国モーターサイクルは、最初に17名の選手が、ホンダCBR-125R 4台を購入し、海外公式遠征大会に参加したと公表しています。ですが、その当時二輪車は、輸入統制品目として、国内に入れる事は認められていなかったため、日本のモーターサイクル協会に保管するしか方法がありませんでした。そこから30年ぶりの 2011年7月26日に、モーターサイクル返還機増殖を通じて韓国に返還され、そのうちの1台がBLバイクパークに展示される事になりました。 第2展示館には、キム・チウン監督の映画「良い奴、悪い奴、変な奴」に登場したウラルサイドカー(URAL SICECAR)とKBSドラマ「ソル薬局の息子たち」に登場したバイクが展示されています。また映画俳優「録山 ROCKSAN」チェ・ミンスのバイクと、水墨画を観覧することのできるROCKSANゾーンも用意されています。 ここは、BLバイクのメイン館である第3展示館です。入口には中が見えないようにカーテンがかかっていて並々ならぬ雰囲気をかもしだしています。中に入ってみると流れている音楽から違っていました~キラキラした証明と迫力あるデザインのバイクがまるで、モーターショーのような雰囲気を演出してくれます。第3展示館に展示されているバイクは、大韓民国の技術で作ったオーダーメイドのバイクだそうです。この世で一つしか無いオーダーメイドのバイク…ここを管理しているオーナーの話によると、ある中国韓国客の方が、第3展示館にあるバイクを全て購入するという提案を出した事もあるそうです。しかし、オーナーはバイクを手放しませんでした。その理由は、「一人で楽しむことに留まらず、みんなに楽しんでもらうためにつくった博物館だからバイクを売るという考えはない」とのこと 第5展示館は、ウォン・ビンがカメラ広告の撮影を行った際、協賛をしていたバイクが展示されています。「ウォン・ビンバイク」という言葉に日本の観光客がたくさん訪れ、このバイクを一度触りながら「ウォン・ビン様~」と声をそろえて言うそうです。やっぱり韓流ブームの力はすごいですね。 ウォン・ビンバイクと一緒に第5展示館に展示されている「スカイ72バイク(レッドホルス)」見るだけでウットリしちゃいますね。バイクを見る目はだれしも同じなのか、このバイクを購入したいと名刺を差し出した中国の観光客は18人にものぼるとか。 自転車?バイク?なにか不思議な形のバイクですね。このバイクは1950年代フランスのベロソレックス社で作られたモーターが取り付けられた自転車です。他のバイクに比べて重心が低く、後ろに軽い荷物を入れる事ができるように設計されています。多目的な鞄が付いている実用的なバイクですね。また、これが特徴的な部分は、前輪駆動式バイクであるというところです。自転車式ペダルとエンジンが前輪に装着されています。そのせいかハンドルが重たく、操作が難しい所が難点です 屋外には、子供用の交通文化免許試験場があるのですが、実際の道路と同じようにS字、交叉路もつくられています。ここで試験に合格すると、免許証を発給してもらう事ができ、その免許証を持っている小学6年生までの児童は博物館観覧と免許試験場を無料で利用する事ができます。※利用案内観覧時間 : 09:00~18:00利用料金 : 成人-9,000원 / 青少年-7,000원, 幼児-6,000원ホームページ : www.bikemuseum.co.krアクセス : 西帰浦市 表善面 細花里 847番地(dmaps.kr/9tec)