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2016年05月01日
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どーん。

英語を教え続けて20年という有名講師のおじさま二人が語り合う本。
表紙があつぐるしいけど、なんか楽しそう~




竹岡広信・安河内哲也のこの英語本がすごい!


虫眼鏡前提
†英語で苦労した人間だからわかる『おすすめ本』

†ふたりの「主観」を合体したら「客観」になるんじゃ?ということで、共著
†自分の本を売りたいとか、関係してる出版元の本を売りたいとか、欲は捨てた
†この教材を使えば、必ず成果を収めることができる、と確信した選ばれし者たち

†安河内せんせいは、TOEIC満点と英検1級、国連特Aと通訳案内士ホルダー。上智外英卒。
†安河内せんせいは、海外あんまり行ったことないけど、外人と討論するときでも困らない
†安河内せんせいは、日系米国人のフリしてバレないかゲームをやっていた。最近はバレない。

†竹岡せんせいは、保有資格の言及がないから分からなかった。京大卒。
†竹岡せんせいは、マンガ『ドラゴン桜』の英語講師のモデル

†安河内せんせいは東進、竹岡せんせいは駿台や早稲アカで教えてる



虫眼鏡中身めも(じぶん流解釈も含む)
†留学とか海外研修とか、場所を変えても解決しない。本質的にやることが大事。

†英語は「言語」。学問や研究材料ではない。英語は「道具」。
†大事なのは家を建てること。×トンカチの研究 ○上手に使う訓練をする
†楽しくなるなら、語源とか背景とかに注目するのもアリ

†英語を知ってることが偉いんじゃない、使えることが偉い
†英語の勉強はペンキ塗りと同じ。まず全体をざーっと塗り、細部を仕上げる。

†日本人はテストが大好き。テストになるとムキになる民族性(?)を利用する。
†日本人は「級」や「段」も大好き。結果が合否で勝ち上がる試験=英検がいいかも。
†オススメは英検1級と、TOEIC Speaking & Writing

†試験勉強は何でも、過去問(や公式問題集)をやって理解することが基本中の基本

†英検対策「風」、TOEIC「風」の変な本も多いので、ちゅうい!



†英単語:例)「憂鬱」は読めるけど、書けない。英単語もそれと同じ。
†英単語:例) persuadeは「説得する」ではなく「説得に成功する」の意。基本単語を要復習。
†英単語:語彙数や網羅性は捨てる。重要度が高い単語の、その中でもコアな意味だけ固める。
†英単語:×丁寧に一回 ○不完全でいいので何度も読む 5回目あたりで覚え始めるのでOK

†英文法:必要なことだけ正しく学べる本、を選ぶ。あれもこれもの本は混乱するのみ。
†英文法:勉強はやめどき、が肝心。楽譜と同じ。読み方を習得し、後はピアノ練習あるのみ。
†英文法:ハマリ性だと思うひとは、ほどほどでやめる

†英会話:マニアックなくせに、練習不足な学習者が圧倒的に多い

†英文精読:読めない理由は 単語力不足 or 語法用法知らず or 読み慣れてない
†英文精読:初心者は精読・構造把握重視、上級者は多読重視
†英文精読:音読すると、左から右に読んだままネイティブのように意味がわかるようになる

†英文多読:国語ができる小学生は2万頁/年、熱心な高校生でもPaperback10~20冊は読む
†英文多読:自分が好きなものを読むのが大前提。ただし自分のレベルにあったもの。
†英文多読:たくさん読むのが目的なので、それを阻害しない頻度で辞書をひけば良し
†英文多読:『The Japan Times』はTOEIC 900以上向け

†英作文:言いたいことを瞬時に組み立てる
†英作文:要点をずばっと英語にする訓練をする
†英作文:肝心な部分だけを英語で表現し、余計な部分は削る。簡略化がカギ。
†英作文:最終的には語彙勝負。単語を知ってれば簡単に書けるが、知らないと説明が大変。
†英作文:ネイティブ添削の問題集は流行だが、ひとりの英米人の意見を鵜呑みにしない
†英作文:論理を学び、論理的に書く訓練をする。論理的でない和文からの英訳は特に注意。
†英作文:日常的なことを書けるようになったら、レポートやエッセイなど長めのものに挑戦
†英作文:独学しにくいので、ネイティブに添削を頼むこと。それなりの投資も割り切る。

†リスニング:1つの教材を聞き倒して反復する。訓練で聞き取れるようになる。
†リスニング:この単語はこういう発音、と確認すれば、そう聴こえなくても聞き取れる
†リスニング:成績が上がる受験生は1冊の参考書をやり抜いている
†リスニング:まず精読ならぬ精聴。その次が、多聴(レベルにあったもの)。
†リスニング:「音声」+「言語」。発音できないor読んで理解できない単語は聞こえない。
†リスニング:精聴は身体技の訓練。繰り返しカラダにたたきこむ。
†リスニング:必ずシャドーイングする

†発音:発音記号をマスターして、徹底練習
†発音:イントネーションやリズムも練習。日本語とはビートが違う。

†辞書:電子辞書の和英は特に薦めない。電子版は割愛されて情報量が少ないのもある。



せんせいお二人のオススメの本たちは、読み終えたら順に書評で書く予定。お気に入りに少し載せました!



虫眼鏡感想
全ページ、フルカラー且つソフトカバーで、自己啓発系の本というのは久しぶりに出会えたし、そもそも希少価値が高い気がするし、幸運に恵まれたようで気分上々。

選ばれた本は思いっきり選り好みされていて、分野別の紹介なのにセレクトに一貫性があるので、どっちの先生の好みに自分が合うか?を考えて手に取れば、時間も節約できるかな?と思った。(本当は全部読んでみたいけど)。

ひとまず、先生が二人とも推薦していた本を先にカバーしたいので、現在図書館で(せこい...)探してるところ。

ほほう〜と思ったことも、上のメモにまとめてみたが、★1つの教材をやり抜くというのは、わたしは分かっちゃいるけど出来ないことなので、耳が痛いなと思った。どうも他のも気になっちゃうんだよね。それから、先生ふたりともリスニングには苦労したようで、その先生が「頑張れば絶対聞き取れるようになる」と断言してくれるから、教材&学びかたをお手本にしてがんばりたいと思う。(TOEICはリーディングは満点だけど、リスニングは結構落としてるの、自分)

上のメモ取りで、書き上げてみると、どれも指摘は基本的なことばかりだとうんうん頷きながら、さて自分はどうか?と問うてみると、結局口だけで身体動かしてないわけで、ここは猛省。

それにしても、予備校講師は教える技術もさることながら(しかもリーディング中心、文法中心となりがちな学校教師とは違いオールラウンダー)、若いひとたちに好かれる人間性も兼ね備えており、日々自分を改造してリアルタイの受験英語の流れについてってるflexibilityも持っている。1つの職に邁進するビジネスマン、というくくりで考えても、すごい人たちだね!と改めて思いました。


追記:

そういえば、以前、安河内せんせいの書いた本(題名忘れた)であれ?と思う点があって、読者カードのハガキが挟まっていたので書き込んで送ってみたら、なんとご本人の名前で、50円ハガキの返信が来たことがあった!!!のを思い出しました。そしてその解説に非常に納得したのも思い出しました。ただの自慢でした猫







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最終更新日  2016年05月01日 11時23分15秒
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