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カテゴリ:さんぼのおはなし
父は戦時中に生まれました。だから兄弟が多いです。
末っ子を除いて男ばかりの7人兄弟です。国に貢献してますねぇ… 引越しやサンなんて無い時代です。 兄弟がどっかからトラックを借りてきて、みんなで手伝ってくれました。 でも、今思えば電話も無い時代、どうやって連絡とったのかしら…。やっぱり、手紙でしょうか?? 引越しも落ち着き、みんなでお昼を食べている時、庭が広いと言う話になり、それでは池を作ろう!と盛り上がり、それからみんなで掘り始めました。 おおきな石がごろごろ出てきましたが、男兄弟の力です。 見る間に池が掘れました。 池は“心”って形なんだそうですね。 引越しも終わり、みんなが帰り、新しい家の生活が始まりました。 父が仕事の休みに池にセメントを塗り、排水をつくり、噴水まで買ってきて真ん中にくるくる、掘った時に出た大きな石の上に“しょんべん小僧”を置き、植木を植え…ちょっとした庭園を一人で作りました。 そして、とうとう鯉を買って入れました。 黄金に錦。。。それはとても素敵でした。 その池に、さんぼは落っこちたことがあります。 あまり深くは無かったのですが、鯉に取ってきたみみずをやろうとして、座って手を伸ばしたら、ぼっちゃん!! 近所の男の子も、鬼ごっこをしていて、ぼちゃん!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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