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カテゴリ:アメリカ生活一般
国際結婚して海外に住む、という人は楽天のサイトでも多くいらっしゃって
在米歴十数年といった先輩達を見ると励まされる。 結婚してハワイに住んでいます、というと “いいな~、ハワイ~。”といった反応が多く返ってくるけれど やはり日本を離れて住む、というのはそれなりの感慨があるものだ。 Jessicaは結婚してハワイに移住する前、留学でカリフォルニアに住んでいたが 同じく日本から離れていても、“留学”だったので、 いずれは日本に帰る、という考えが年頭にあったのと、 限られた期間という事もあり、日本を恋しいと思う事などあまり無かった。 Nickと結婚してアメリカに住む、と決めた時も そこまで深く考えなかった。← 考えろ!! 別に~、戦国時代じゃないんだしー、 帰りたい時、飛行機で帰れるじゃ~ん程度ののりで。 うちの両親は本当に理解があり、一人っ子のJessicaだったが 外人のNickと結婚する事にも抵抗なく、こんないい人と結婚できてあんたは幸せよ、 と喜んで見送ってくれた。 こっちに来て仕事も決まり生活リズムが安定して落ち着いてきた時、 こっちに来て4,5ヶ月くらい目だったかなあ。 無性にホームシックになった。 日本の友達とも時差でなかなか電話も出来ないし、 こっちでは、まだ仲のいい友達もいなかったし。 ハワイで携帯を持ち歩いていても、着信履歴には Home Nick Cell Nick Office Nick Cell Home のオンパレード。 ↑ ま、これは今でもかなりそうだけどね。 日本では携帯を持たずに1日過ごすなんて考えられなかったのに。。 しかも、ふっと思った。 待てよ、Jessicaは一人っ子だし、将来、年とっていって 日本の親も居なくなってしまった時、日本に帰り先がないってこと?! Nickに先立たれた際にゃ、どうしたらいいのさ。 アメリカに一人で残るなんて嫌だよ。 どうしよう、もう日本に縁がなくなって 日本語も忘れてきちゃって、Jessica婆さんになって、 日系スーパーで寂しく一人、お豆腐、買ってたら!! 真剣に悲しくなった。 しかし、スーパー楽観主義のJessicaの思考回路, そこはうまく出来ていた。 1分後には、 あれ? 待てよ。 その頃には、“子供”ってもんがいるじゃないか! そうだ、そうだ。 Nickに先立たれても子供がいるじゃん。←いる予定。 しかも、すごい親日家の子供に育って大学卒業後は 日本の外資企業で働きたい、なんて日本に住んじゃうかもしれない。 なんだ、なんだ~。そういう手もあったわ~。 あー、お腹すいた。何か食べよ。 あっさり、悩みは解決された。 何かの本で、海外に住む日本人は統計的に、 関東より南の出身の人が圧倒的に多い、と書いてあった。 北よりも南の方が楽観主義者が多く、深く悩まないので 海外でもうまくやっていけるそうだ。 なんとなく納得できる理論である。 こう書くと、まるでアメリカが嫌いなように聞こえるが、 基本的にJessicaはアメリカが好きである。 仕事とプライベートをきちんと分けて存分に余暇を楽しんでいる国民性、 歳を取っても年齢に関係なく生き生きとしている女性の姿など、 アメリカの素敵な魅力だと思う。 一方、日本の繊細なところ、奥ゆかしさ、遠慮といった アメリカにはない部分は素晴らしい。 せっかく海外に住んでいるんだから、両国のいい部分を吸収して 成長できたらいいな、と思う。 でも、やっぱり日本は恋しいけどね。あは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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