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カテゴリ:仕事
3ヶ月前から覚悟していたことだがとうとう”私の成果”というお題で
論文を発表する日が来てしまった。 今までの経験からすると僕はだいたい本番前に心臓がドキドキしてても イザステージに上がるとけっこうケロっとしているものだったのに 今回ばかりは少し事情が違う。 病院内で僕が最も天敵とする看護部長が1番後ろの席に座っているのだ。 『オマエのようなヤツはこの病院にいらない』 とまで僕に言った人物である。 もっとも当の本人は憶えているかわからないが僕にとっては 今でもずっとトラウマとなっている。 前回の時はみんな”私の成果”というタイトルなのに 既存の症例発表と同じ形式で書かれたごく普通なものだったので 僕はそれに納得できずにオリジナルの形式で論文を書いたのだ。 だから”患者紹介”ではなく”自己紹介”。 あらかじめ書いていた原稿をただ読み上げるだけでなく 講義のような形で発表した。 おかげで極度の緊張もあり、けっこう声が上ずっていたり 急に頭の中が真っ白になって言葉に詰まったり・・・。 原稿を読むだけなら5分ほどの文章が実に15分にものぼる発表になってしまった。 内容も形式も与えられた課題に沿いながらも斬新だった 僕の発表はけっこうウケたらしく最後の師長連中によるコメントは上々だった。 さらに看護部長からの言葉は 『自分の病院にはこんなにも素晴らしい能力を持った職員がいたのに それを活用できるような状況を今まで作ってやれなかった というのが自分自身反省せねばならない。』 とのこと。 さらに思い込まされるような言葉もあった。 『今、私はボランティアに行っているが思い知らされるのが 非常にみんなケチであること。 お金もだが自分のできることや能力を出そうとしない。』 確かに先日の文化祭用ポスターといい何かできることがあれば それを表には出そうとしない。 知られれば全て押しつけられるからである。 だがみんな同じような考えなので最初から自分は 『できない』と決めつけて自主的に仕事をしようとはしない。 これが看護部長の言う『ケチ』なのだ。 とはいえ看護学校の時みたいな経験するとね・・。 どうしても出る杭になるのを避けてしまうのですよ。 ま、何より3ヶ月間ずっと思い悩んできた仕事が一段落しました。 これでスッキリ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 24, 2004 09:59:30 PM
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