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2020.04.11
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カテゴリ:私の好きな音楽
私の部屋に...3畳のパソコン部屋だが自分では書斎と言っている(笑)...随分と昔に神保町のディスクユニオンで買ったアナログLP盤を飾るフレームがある。

このところずっと飾り続けているアルバムが...



スティーブン・スティルス、ニール・ヤングそしてリッチー・フューレイなどが在籍したあの「Bufflo Springfield」の名盤 ”Again”である。1967年発表というから53年前の作品である。大好きなこのLPもある意味とても貴重なもので、CDに切り替えてアナログプレイヤーも無くなってしまった私の部屋だがどうしても手放せなかったアルバム(30枚ほど)のうちの一枚である。

木製のフレームにアクリルが前面をガードしながらアルバムを展示できるようになっているが、まあ長期に亘り飾っていたので当然ながら開いている上部の挿入口あたりにホコリが溜まっていた。まあ事前にアルバム全体が保護できるビニール袋に入れておいたので大切な本体には何の影響もないのだが...。

さてこのアルバムであるが...ファーストアルバムを出してすぐにメンバー間のいざこざが起き一触即発の状態でのセカンドであり、ニールの「Expecting to Fly」などニール以外のメンバーは一人としていない曲...みたいな状況でのアルバムなのだが、主要3人のバラエティに富んだ楽曲はどれも素晴らしい。
特にアルバム最初と最後を飾るニールの「Mr. Soul」と「Broken Arrow」や自身の代表曲と言っても過言でないスティーブンの「Bluebird」が光る、その間を埋めるリッチーの優しい曲なども後のPOCOを感じさせるに十分な曲でとても良い...このアルバムですでにジム・メッシーナも関わっているのがまた興味深いのだ。
まあグループ内の事情がどうあれ、楽曲・アルバムの素晴らしさはピカイチで昔から大好きな一枚である。

さてこのアルバムの次にこのフレームに入ってくれるのが...



クリームの「グッバイ(・クリーム)」である。
1969年のアルバムであるが、これは私がLPを自分で購入した2枚目のレコードである(ちなみに1枚目はBeatlesの「マジカル・ミステリー・ツアー」である)。中学から高校へ上がり興味がビートルズから当時台頭し始めてきた<ROCK>を聞き出していた頃である、あの頃はよく「ニュー・ロック」などという言葉でカテゴライズされていた記憶がある(笑)。
あの頃はシングルや4曲入りのEPしかお小遣いでは買えず、リアルタイムで聞いていたクリームもシングルでしか持ち得なかったのですねえ^^。やっと高校で少し小遣いが上がり、それでも何ヶ月か貯めてようやくLPが買えるようになった時にはグループは解散していた(笑)。

最近このアルバムの元になる音源を集めた「クリーム・グッバイツアーライブ」というCD4枚組のボックスが発売になった...とても聴きたい!でもとても高い(笑)。
そんな欲求をこのアルバムと大好きなライブ「Live Cream」を聴いて紛らわせている。



大好きなので紙ジャケット仕様のものを持っているのだが、これにはCD:ボーナストラックの「エニイワン・フォー・テニス」が入っていないオリジナル重視盤なのである...それで良いのである(笑)。
このアルバムの好きなところは<1968年3月>という時期の音源で構成されているところである。「Live Cream II」のように録音時期に散漫なところがないだけアルバムとしての統一感がとても強く、ある一時期のグループの状態をしっかり楽しめる作りなのだ。特にアルバム(LPでいう)A面が最高である、「NSU」「Sleepy Time Time」のアドリブのバトルはいつ聴いてもワクワクする。このアルバムは音質的にも彼らの最高のライブ録音と言ってもよいのではないだろうか。

ただし演奏の「熱さ」ではやはり「グッバイ」も全然負けてない、いや上をいっているだろうか。ゆえに今回の4枚組が欲しくてたまらないのである(笑)。
音質はまあ期待はできない、なにせ「グッバイ・クリーム」がもともと「クリームの世界」同様ライブとスタジオの2枚組の予定だったのが、音源の質の悪さであの3曲に絞られたという経緯があるからだ。
まあその後「Cream Live Vol.II」などに小出しに何曲か発表してはいるので、聴けないほど音質が悪いわけではなく、一定のレベルは保たれていると想像します。

まあこれだけの音源が一挙に正規に発表されたことは喜ばしいことで、ファンならば持っていたいアルバムですね。お家事情としては...クラプトンがライブでの疎外感「自分が演奏を止めても曲は永遠に続くかのごとく...」の言葉にもあるようにけして「Live Cream」のような順調な時ではないのだが、線香花火の最後の煌めきにも似た凄みはDVD「フェアウェル・コンサート」を見た人には分かると思いますしね。

クリームがライブでジャズの要素を持ち込んで長い・フリーなアドリブの応酬という形でブルースを「ROCK」に昇華させた功績はとても大きいのですよねえ (^-^)v。

とはいえこの後の各プレイヤーの動向にはおかしなところが結構ある。
このグループ・演奏の「カオス」から抜け出したいクラプトンが選んだスティーヴィ・ウィンウッドと作ったスーパーグループ「Blind Faith」だが、スティーヴィがドラムとして連れてきたジンジャー・ベイカーを見た時の驚きは悪いけど笑える瞬間だし、その関係が如実に現れているのが映像として残っているDVD「ロンドン・ハイドパーク 1969(Blind Faith)」での4人だ。
スティーヴィとジンジャーそしてスパーグループに抜擢されたリック・グレッチが喜々として演奏しているのに対し、あのクラプトンはないだろうなあ(笑)...テレキャスターを抱えてかったるそうに演奏する姿はけして「素敵」ではない ^^;)。

まあいろいろありましたが、やはりクリームの正規ライブ音源は持っていたいなあというのが本音、近いうちにゲットしましょうかね...なんやかんやクリーム以後のクラプトンの文句は言いながら全てのアルバムを持っているのですから、そのライブラリーに加えないわけにはいかないですよね(笑)。

でもさすがに「レイラ」の素晴らしいアルバムを出したのにデレク&ドミノスの2枚組ライブ「Live at Filmore」は通しては聴けません(笑)。





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Last updated  2020.04.12 21:15:47
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