テーマ:クラシックロック(754)
カテゴリ:私の好きな音楽
きょうは朝からひどい雨、午後のCobbyの散歩が大変だなあ...がまず起きての感想(笑)。
お昼を済ませて外の雨はすぐに止みそうにもないとTVで言っていたので、2時前に家を出ることにした 雨の対策をして玄関のドアを開けると...外のドアノブに大きな袋が下がっていた。 見ると「Amazon Prime」となっているではないか、外に出てスタンバイしているCobbyを慌てて家の中に入れ袋の中身を出してみると...ガ~ン! なんとダンボールの角が潰れているではありませんか! 更に... 雨にあたっている部分など穴まで開いている状態だ...ショック、すぐに中身を確認しましたねえ...幸い周りをエアークッションで守られていたおかげで商品には異常なし...ホッとしました。 なんたって中身はこれですから... 散歩から帰ったらすぐに聴こうとPCの上にスタンバイ、そしてきょうは風も強いしということでとりあえずポケットにデジカメの「P7100」を突っ込んでCobbyと雨の中へと出陣です(笑)。 散歩自体はどんなに雨が降っても1時間はたっぷり歩きます、雨を屁でもないとするCobbyですから中途半端に30分位で帰ろうものなら家の前でハンスト開始のごとく座り込んで動きませんからね^^。 ちょっと雨の中写真を撮ろうとCobbyに『待て』をさせシャッター切っていてもこうして彼は平気で待ってます... ただ写真も古いデジカメなので暗いしシャッタースピードが稼げないのでこんなカットを量産です... またもやCobbyに無理を言って待たせ^^;)、風の弱くなる瞬間をじっと待ち、なんとか1枚ゲット... もう風の強さに辟易し、Cobbyも可愛そうなのできょうは散歩に集中してあげました^^。 そして1時間後家に帰って、さあ”Cream”聴くぞと思ってもCobbyのあの写真のような「濡れて、汚れて」の状態です...全身温かいお湯のシャワーで洗ってあげて20~30分・・・ようやく部屋に戻れました(笑)。 『Goodbye Tour Live 1968』の開封です、とにかくこのパッケージが重たい。 中身はこんな感じです... しっかりとしたパッケージ(奥右)に豪華装丁のブックレット(奥左)、そしてディスクケース(前中央)に入ったCD4枚です。 写真ではそれぞれCDケースに入ってますが、これは急遽CD1~CD4で自分で作ったものです...中央のクラプトンの後ろ姿のケース、見た目は良いのですが中身はさすがにアメリカン...紙のカットした部分にCDを刺してあるだけ...毎回そこから出すのに傷が付きそうでパッケージのデザインの複写にそれぞれの録音日と録音場所を明記して作りました、写真用紙を使ってますからそこらのワゴンセールのCDよりしっかりして綺麗です(笑)。 さてさて肝心の中身に触れないと話になりませんよね^^。 まず音質...Amazonのレビューなど見ていると結構不評が多い、でもあれって何と比較しているんでしょうかねえ。「大枚1万だしてこれ...」みたいなのを見かけますが、Creamのファンで今まで正規版を聞いてきた人間なら、また少しでもCreamについて知っている方なら『全然問題なし!』といっておきましょう(笑)。 私は1万円弱もするSHM-CDの国内盤は必要ないです。まあブックレットほか対訳が欲しいという人はしょうがないですが、CDの音質に不満はないですねえ。 まず「グッバイ・クリーム」や「ライブ Vol.2」を聴いている人だったらまず不満は出ないはず、そして最も不評だったCD4「ロイヤル・アルバート・ホール」でのライブ(「フェアウェル・コンサート」で映像化されていたもの)だが、早い話がフィルムからのCD化でモノラル・・・これがいけないようで、不満が噴出している・・・でもDVDの「Supecial Extend Edition」でも途中からの演奏などカットされているものがあり、逆にこのCDを聴けばなるほど「音質的にも販売レベルじゃなかったのね」と納得である(笑)。 私は翻訳やSHM-CDの必要もなく、「聴ければ良い派」なので輸入盤の安い方<4/12時点で6,273円>で購入しました。まあ個人の趣向はいろいろですが、これで十分音質的にも楽しめました。 そいていよいよ演奏の中身ですね、これが大事(笑)。 いまではなかなか聴くことがないジンジャーの長い「ドラムソロ」も含め素晴らしいです^^。 クリーム以後のクラプトンをずっと追いかけてきて40歳過ぎて分かる70~80年代までの良さ、そして悪いけど「アンプラグド」以降からブルース回帰を含め新作が出るとCDを買うけど好きになれなくなった現在に至るまでをこうしてCreamのライブをたっぷり聴くとこの頃のクラプトンが最高だということ。 ヤードバーズからジョン・メイオール(&ザ・ブルースブレイカーズ)そしてクリームという時期は既成のブルースの壁を破り新しい何かを追求していた時期だったと思います。そのエネルギーはほんとに凄かった...15歳からの自分の多感な時期に「New Rock」に遭遇できて幸運でした^^...ブルース・ジャズ・トラディショナルフォーク果ては民族音楽まで様々なジャンルの音楽がクロスオーバーして生まれたのが「New Rock」だった。 ジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーが持ち込んだジャズのエッセンス・形態がライブに於いてみるみる<ROCK>に昇華していく様は15歳の少年の心を鷲掴みにしてくれました(笑)。 まあそれに英・米の時代的背景が後押ししてスーパーグループとしての「Cream」、そしてその革新的なギターワークで一躍「スローハンド」=”Rockの神”的な存在としてクローズアップされたんですね...だからブルースとベイカーのリズムセクションの重要性は計り知れないものがありますよね。 あの時代はブルースの破壊者としてライブで凄まじいエネルギーを発散していた「クリーム」そしてクラプトン、そして今やそのブルースへの回帰者としてのクラプトン...やはり前者のクラプトンがどれだけ刺激的だったか想像に難くないですよね(ただしゴッドBB・Kingとのライディング・ウィズ・ザ・キングはBBのおかげで最高)。 こうして書きながら全てのCDを聞き終わり、あの<クリームの世界>での「クロスロード」の歴史的名演を「超えるクロスロード」は残念ながらありませんでした、ただしそれ以上に熱い演奏はありです。 <クリームの世界>の「クロスロード」はまさに奇跡です、マイク・ブルームフィールドがアル・クーパーとの<Super Session>で見せた「Albert's Shaffle」がブルースギターのバイブルなら、かの「クロスロード」は口ずさめるほどメロディアスなギターソロを含め楽曲自体が『ロックのバイブル』と言いたいですね。 そしてクラプトン・ブルース・ベイカーの三人が奏でるこの最終公演となるCD4枚では毎回同じ曲でも異なるプレイを見せて聴くものを圧倒します...そして熱いのです。 ぜひ彼らのインプロビゼーションを楽しんでほしいですね...音は輸入盤CD BOXでも十分ですよ(笑)。 ※補足...CD1~CD4を2度聴いての感想ですが、私の環境(アンプは中華製の安いELEGIANT・F900S)では普通にCD1~CD3はなかなかいい音で聴くことができます...まあCD4はろくでもない海賊版よりはぜんぜんマシですが。全体的に低音が弱い感じを受けますから、私はYAMAHAのYST-SW50というサブウーハーを鳴らして低音を補ってみました・・・もうまさに文句なしです(笑)。 2020年4月 文化の杜公園(外での写真) (Nikon COOLPIX P7100) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.14 16:08:23
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