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エゼキエル書10章より
エゼキエル書4章から24章まで、エルサレム崩壊の預言が続いています。 前章9章では、六人の御使いによって、エルサレムは破壊されることが、描かれています。 本章10章では、その一人の御使いが、ケルビムの間にある炭火を、両手いっぱいに満たして、エルサレムの町に撒き散らすことが、描かれています。 この裁きの実現は、南王国ユダの滅亡時(BC 586年)、エルサレム崩壊にあたります。このエゼキエル書10章は、そのエルサレム崩壊の五年前(BC591年)にあたります。 エゼキエルがバビロンに捕囚されたのは、第一次捕囚(BC 597年)においてです。このエゼキエル書10章は、その六年後(BC591年)にあたります。ちょうど、エゼキエル書8:1に登場します。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はエゼキエル書10章「ケルビムにとどまる栄光」です。 主の栄光が神殿の敷居から出て行って、ケルビムの上にとどまった。:エゼキエル書10章18節 ◆要約 私が見ていると、ケルビムの頭上の大空に、サファイアのような、王座に似たものが現れた。 主が亜麻布の衣をまとった者に命じると、この人は私の目の前でそこに入って行った。 そのとき、ケルビムは神殿の右側に立っていて、雲がその内庭を満たしていた。 主の栄光がケルビムの上から上り、庭は主の栄光の輝きで満たされた。 主が亜麻布の衣をまとった者に「車輪の間、ケルビムの間から火を取れ」と命じられると、この人は入って行き、一つの輪のそばに立った。 ケルビムのひとりが、間にある火を取り、この人の両手にそれを盛ると、この人は出て行った。 ケルビムの翼の下には人間の手の形があった。 ケルビムのそばに四つの輪があり、緑柱石の輝きのように見えた。 それらが進むとき、向きを変えなかった。 それらのからだ全体と、その背、手、翼、輪の回りに目がたくさん付いていた。 それぞれには四つの顔があり、第一はケルビムの顔、第二は人間の顔、第三は獅子の顔、第四は鷲の顔であった。 そのとき、ケルビムが飛び立った。それは、私がかつてケバル川のほとりで見た生きものであった。 主の栄光が神殿の敷居から出て行って、ケルビムの上にとどまった。 ケルビムが主の宮の東の門の入り口で立ち止まると、イスラエルの神の栄光が彼らの上にあった。(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/02/28 05:24:00 AM
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