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ホセア書4章より
ホセア書は、全14章です。ホセア書4章は、北イスラエル王国の現状を、如実に表しています。 預言者ホセアの時代は、北方のヤラベアム二世の安定時代であり、大国の覇権を争う動乱が落ち着いた時代です。 つまりイスラエルの民は、繁栄の酒と世俗化に溺れていました。そこで神に対して、罪を重ねた故の離反ですから、裁きの預言が続きます。 「彼らは大きくなるにしたがって、 ますますわたしに罪を犯したゆえ、 わたしは彼らの栄えを恥に変える。」(ホセア書4:7) イスラエルは、風によって狼狽し、やがて恥を見ます。この風こそ、後に来るアッシリアであり、イスラエルに恥を与えます。 「風はその翼に彼らを包んだ。 彼らはその祭壇のゆえに恥を受ける。」(ホセア書4:19) 繁栄で安定していた北王国イスラエルは、やがて預言者ホセアの言葉通りに、崩壊の道に至ります。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はホセア書4章「姦淫のイスラエル」です。 のろいと、欺きと、人殺しと、盗みと、姦通がはびこり、流血に流血が続いている。:ホセア書4章2節 ◆要約 イスラエルの子らよ。主のことばを聞け。この地には真実もなく、誠実さもなく、神を知ることもないからだ。のろいと、欺きと、人殺しと、盗みと、姦通がはびこり、流血に流血が続いている。 あなたの民は、祭司と口論する者のようだ。わたしの民は知識がないので滅ぼされる。あなたが知識を退けたので、わたしはあなたを退け、わたしの祭司としない。あなたが神のおしえを忘れたので、わたしもまた、あなたの子らを忘れる。民も祭司も同じようになる。わたしはその行いのゆえに彼らに報復する。彼らは食べても満たされず、姦淫しても増えることはない。ぶどう酒は良識を失わせる。わたしの民は木に伺いを立て、棒が彼らに事を告げる。これは、姦淫の霊が彼らを迷わせ、彼らが自分の神のもとを離れて、姦淫したからだ。 わたしは、あなたがたの娘や嫁が姦淫をしても、罰しない。男たちは神殿娼婦とともにいけにえを献げている。悟ることのない民は滅びに落ちる。 イスラエルよ。あなたが姦淫をしても、ユダを咎ある者にさせてはならない。 ギルガルやベテ・アベンに行ってはならない。 「主は生きておられる」と誓ってはならない。 まことに、頑なな雌牛のように、イスラエルは頑迷だ。 エフライムは偶像にくみしている。そのなすに任せるがよい。 風はその翼で彼らを巻き込む。彼らは自分たちのいけにえのゆえに恥を見る。(岡崎道成) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/05/21 02:54:28 AM
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