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2020.05.29
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カテゴリ:アンテナ工作
​​​ ​​​430MHzは、現在、市販の3エレメント八木アンテナをベランダに設置して運用してますが、今一つ飛びがよくありません。
市販のものでエレメント数を増やすと、当然全長が伸びてしまい、目立ってしまいます。
 そこで、DIYホームセンターで入手できる材料の範囲で、エレメント数をなるべく多くし、全長が1mを超えないオリジナルのアンテナを工作することにしました。

​資料探し​
 15年程前に購入した「アンテナ・ハンドブック」を引っ張り出し、参考資料を探しました。


 多エレメント八木アンテナの基本構造の内容がありましたので、参考になるかと調べていくと、5エレメントから15エレメントまでの寸法(波長λ表記)が表になっていました。


この表をエクセルシートに手入力し、435MHzの波長から長さ[m]に変換しました。
永井・諸岡実験データでは、6エレで0.762[m]、8エレで1.155[m]でした。
全長約1mのデータがありましたが、1mを超えてしまってましたので、これをMMANA(モーメント法アンテナシミュレータ)で何とか1m以内にならないかどうか検討してみることにしました。



​MMANAの参考データから8エレを作成​
 MMANAをインストールしたときにサンプルとしてついてくるデータの中に12エレ4パラのデータがありましたので、このデータから8エレにエレメントを減らし、「アンテナ・ハンドブック」の表から算出した435MHzの寸法を参考にデータを入力しました。
 MMANAの12エレ4パラ八木アンテナは、ガンママッチでラジエータが構成されていましたので、基礎回路を調査しました。
 ガンママッチは、初めての工作なので、調整方法を配慮し、コンデンサは同軸ケーブル静電容量で代替えし、長めに実装した後、少しずづ切りながら静電容量を調整することにしました。
 3D-2Vの静電容量は、1km当たり100nFなので、1000m/100nF, 1m/100pF, 1000mm/100pF, 10mm/1pFとなります。
MMANAシミュレーションの結果では、C=2.48pFが最適との結果ですが、こんなに小さい静電容量は、秋葉原に行かないと入手できそうにありません。
そもそも、構造的にインダクタンス成分も発生するので、実物では値を微調整する必要がありそうです。



​MMANAの各種結果​​​
<アンテナ定義>


<アンテナ形状>


<計算>


<パターン>


<SWR>


さすがにシミュレーションだけあって、優秀な性能になっているようです。
現在使用している市販3エレメント八木アンテナは、約8dBですが、このシミュレーション結果では、16dBを超えています。ほんとかな?

​実物検討(フリーソフト、SketchUP 3Dモデル)​
<概要>


<給電、ラジアル部>


ラジアル部は、ショートバーの調整が必要なので、アルミパイプではなく、真鍮棒とします。
準備は、ここまでとします。​​​​​​​​​​​​​​





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Last updated  2020.05.30 08:53:08
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