家族会
本来ならこれは別ブログ「緑さんと葵さん」に書く内容だと思うのだけど、あえてこちらに書きます。なぜなら、あちらのブログは家族も読んでいるので。先日、姑が入所しているグループホームで家族会がありました。夫は地域の会合があったので、私が行って来ました。集まった人数は少なくて、5家族6名。全部あわせたら18家族になるので、出席率は低いですね。皆さんお忙しいのでしょうか。難しい話をするわけでもなく、ただ集まってホームの職員さん(4名出席)と和やかにおしゃべりをしただけです。こちらの要望や感想もしっかり聞いてくださるし、言いやすい雰囲気をつくってくださるので有難いです。どなたも何も仰らないのですが、いつも一言多い私は、今回も要望を伝えました。内容は、以前来てくださっていたレクリェーション専門のパートさんが家の事情でやめられてからは、歌や体操などのレクリェーションがすっかり減ってしまったように思うので、できればまた増やしてもらえないか、ということです。善処します、と力強い約束をしてもらいました。一通り話し合いが終わり、雑談になりました。そこでホームに入る前の在宅介護の様子の話になりました。他の方は離れて暮らしていたり、また認知症が比較的軽かったのでそれほどではなかったようですが、私が思わず「ものすごく大変でした…地獄の毎日でした」と漏らしてしまい、問われるままに3年前の様子(ホームに入所してから今で2年と4ヶ月です)を語るうちに泣いてしまいました。自分でも思いがけない涙だったのでびっくり、そして恥ずかしかったです。これは、ある方が「jiadaoさんはお嫁さんだものねぇ。そりゃぁ辛かったでしょうね。」と仰った一言が涙のきっかけでした。そういえば来ておられた方はみんな本人の娘さん。一人だけ関係は他人だけど同居していた、という人がおられました。3年前の今頃。本当に、本当に… 悪夢でした。今ならもう笑って話せるかな、と漠然と思っていたのですが、そうでもないようです。この記憶が風化するには一体どのくらいの年月がかかるのでしょうか。こんな思いを息子の伴侶となってくれる人には絶対に味あわせたくないです。もちろん娘にも。そのために何を準備したらいいのでしょう。今のうちにできることって何があるのかなぁ?認知症になってからでは遅いのです。やっぱりお金?意思表示したものをちゃんと残すこと?その他にも妙案はないでしょうか…