プロヴァンスの恋
くーにゃんがレンタルビデオに行くのに付き合って、待っている間に、つい借りてしまった。題名とでている俳優さんが、ちょっとかっこよさそうだというだけで、借りてしまったら、思っていたのとまるで、違った内容に驚き。また、なかなか、前半がはまれなかったのだけれど。段々に、はまってしまった。だって、コレラが流行しているフランスが舞台だったから、みんな嘔吐したり、震えながら、目をむいて死んでいく様とか。このリアルさ、韓国映画も真っ青です。 主演の女優さん、ジュリエット・ビノシュの映画は、「ショコラ」を見たことがあった。男優、オリビエ・マルティネスのは、「運命の女」を見た事がある。運命の~では、すごく、ジゴロのような役で、まるで、この騎士の役とは、正反対。俳優って、すごいな~、その役で、印象が変わる。 このプロヴァンスの恋は、19世紀のはじめのプロヴァンスが舞台。その当時は、日本でも、韓国でも、フランスでも、世界の津々浦々、貧困があったのね。 韓国映画、ドラマでは、必ずといっていいほど、男の人(主人公)が女性に向かって、「お守りします」とか。「お前を守ってみせる」とか言うのだけれど、このフランス映画もナイトが、ほのかに、思いをよせている城主夫人をお守りしながら、絶対、手を出さない。品位を保つの。あんなに、コレラが充満していて、お風呂にも当然、入れないだろうに、ずっと身奇麗なの。女優、ジュリエットは、最後の方で、コレラが移っちゃって、嘔吐する場面があったものの、オリビエは、あくまで、ひげもそって、ぴっちり、黒の長いコートにブーツを履いて馬に乗って、颯爽としているのが、素敵~! ちょっと、フランス映画もいいかも。フランス語の響きもいいな~。学生時代に2年間、フランス語やったのにな~。