青年爺ちゃんの独り言

東日本大震災、あの日から二年が経つ・・・

　　当時、吾輩は心ばかりの支援をしましたが、未だに現地には伺っていない。

　　まだ被災地は復興半ばだけに、伺って激励するという気持ちはあるものの、

　　物見遊山的に伺うことを躊躇させている・・・

あのとき、世界各国から支援の手が差し伸べられたことは承知のとおりだ。

そのことで震災後、日本政府は各国の主要新聞に「感謝広告」を掲載したが、

バカな外務省官僚が中国に気兼ねして、台湾は対象外にしてしまったのだ。

あの中国に気兼ねする外務省なんて、どこの国の外務省なのか

巨額の義援金を寄せた台湾に日本政府が感謝の意を表さなかったことで、

批判の声が上がったが、そこで台湾交流協会台北事務所（大使館的役割）が

民間有志たちの募金で台湾の新聞に「感謝広告」を掲載したのです。


何と、そのことが来年の台湾の教科書に掲載されることになったんですよ

日本国民の感謝の気持ちが、台湾の子供たちの教科書に表わされるのですから、

日本人として、こんな嬉しいことはありません。

　　採用された「感謝広告」は、石巻市の中学生らが古タイヤで作った手製の

　　太鼓を打っている場面に、「元気です。ありがとう台湾！」と書かれている。

　　台湾の教科書出版大手の中学３年生用「公民」の項で、国際社会への

　　関心の重要性を紹介する部分に資料として掲載されるのですが、

　　台湾人の度量の深さが判りますね・・・

　　震災１年の昨年も、交流協会の「感謝広告」を台湾の新聞やテレビに載せたが、

　　日本のバカ・マスコミは、このことを紹介していない。

　　　
　　　　教科書に掲載される「感謝広告」と新聞掲載の「感謝広告」


昔から台湾は日本とは友好関係が深いのです。

それだけに尖閣諸島のことでも中国とは違った対応をしていますね。

だけど、先日のＷＢＣでは日本が台湾を逆転しちゃいましたが、

吾輩、何だか複雑な気持ちですよ。