龍水御朱印帳

2019/06/01(土)22:20

伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015 ~ その2

伊勢神宮125社巡り(69)

 ■御稲御倉神(みしねのみくら) 皇大神宮所管社 「伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015  ~その1」からの続きです。・御祭神   御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)小さな建物ですが、内宮と同じ唯一神明造。唯一神明造を間近で見ることが出来る、貴重な神社だと思います。神田で収穫された稲を抜穂にして納められる御倉です。  神宮神田 ちなみに「神田」は伊勢市楠部町にあります。伊勢神宮公式HP(神宮司庁) 御稲御倉(みしねのみくら)から荒祭宮方向に行くと 皇大神宮正宮御敷地の裏側に出ます。ここから荒祭宮に下りて行く緩やかな長い石段の途中に「踏まぬ石」があります。  ■踏まぬ石   正宮の裏手から荒祭宮に下る石段の途中にある「踏まぬ石」と呼ばれる石。 天から降ってきたという言い伝えがあって、踏んではいけない石です。 この割れた「踏まぬ石」は「天」の字になっていると言われるのですが、 どういう風に「天」に見えるのかずっとよくわかりませんでした。   毎回ここに来るたびに角度を変えて見ているのですが、 いまだにどう見れば「天」の字になるのか不明でした。 写真も毎年いろいろな角度から撮影しています。 ここの撮影では、通り過ぎる人は完全に私を変な目で見て行かれます。 「じゃまじゃ、ボケッ!」と思われているのかも知れません。 この石のことを他の方々にも教えて差し上げたいのですが、 あんな目で見られると話しかけづらいものがあります(笑) たまたま石段の石が割れてるだけだろうと思われるかも知れませんが、 この石だけは普通と違う位置に埋め込まれています。 ここも誰ひとり注目する人を見たことがありません。 しかしこの踏まぬ石は白い線で囲まれていたことがありましたし、 盛り塩や水(あるいはお酒)で浄められているのを見たことがあります。 どう「天」に見えるのか不明だった「踏まぬ石」ですが今年の写真を眺めていて、なんとなくわかったような気がします。今まで割れ目の線にばかり注目していたのですが、 上の画像で中央に走る白い線のような模様も「天」の一部だとするのかも知れません。 イメージは下のような感じです。     上の写真は、荒祭宮の前から見た石段です。 「踏まぬ石」はこの石段の下の方にあります。 たぶん下から14~15段目くらいだと思います。    こちらは荒祭宮。皇大神宮・別宮で最も社格の高い神社です。御祭神は天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)。伊勢神道の根本経典、神道五部書のひとつである倭姫命世紀によれば天照大神の荒魂をその時に生まれた八十禍津日神(古事記)としその神を「一名 瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」と説いています。 参拝後、荒祭宮に向かって左手に進むとまた元の参道へと戻ります。      伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015  ~その3へ ここには書けない龍水のホンネ 「龍水御朱印帳・裏ばなし」2005~2013年の掲載記事 「龍水御朱印帳・索引と過去記事」  .

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る