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<Q> 公的年金はなんのためにあるのですか?
<A> 公的年金は、現役世代が保険料を払い、高齢者の生活を支える 仕組みをとっています。これを世代間扶養と呼んでいまが、この制度があるからこそ 老後生活を世代が順送りで支えていけるのです。 また、老後だけでなく、若いうちに障害を負われたときやお亡くなりになった場合でも、 ご本人やご遺族を支えてくれます。 建前論かもしれませんが、この世代間扶養の仕組みにより、世の中の賃金や 物価の動向に応じた年金が、お亡くなりになるまで一生涯受け取れます。 ここで、たとえば、老後の生活、障害を負った後の生活、あるいはご遺族の生活の 蓄えを貯蓄や個人年金で対応することを考えてみましょうか? 今や、90歳生きられる方の割合は、男性で約2割、女性で約4割に達しています。 老後についてはご自身がそもそも生きるかわかりませんし、将来、インフレなどで せっかく蓄えたものが目減りしてしまうかもしれません。 また、いつ障害を負ってしまうか、お亡くなりになるかなどを予想することができませんし、そのとき十分に貯蓄できるとも限りません。 このような、長い人生、個人の努力では対応しきれないリスクに対して、国民全体で 保険料を出し合い、社会全体で支えていく仕組みが公的年金です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月08日 06時54分00秒
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