カテゴリ:短歌
後藤早苗の短歌(48) 歌誌「賀茂短歌」(平成十八年十一月号)より 1月3日(火) 遺伝子 彼岸花の根の毒抜きて食べしとう昔の人はいかに食べしか 柿の木の隣に鶏小屋作ったらなぜだか柿が成らなくなった 今頃は機上の人となりていむ嫁の国なる中国めざし 二週間の帰国を終えて帰りくる息子夫婦の声は明るし だんだんと夫の頭に似る息子憎らしきかな遺伝子というもの (つづく) (注)わたしは、結婚して十年経った頃妻より短歌の手ほどきを 受けました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.03 08:14:34
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