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カテゴリ:紛争地帯
海賊王に俺はなる! なーんつってホントの海賊はゴムゴムのピストルじゃなくて 普通にピストル持ってます。そんな海賊がいらっしゃるのはイーストブルーでも グランドラインでもなくフィリピンとマレーシアの海峡にいます。 そんなわけでマレーシアのサンダカンから週2便出ているフィリピンの ザンボアンガ行の船に乗船してみました☆ 乗船したら 欧米人か日本人いるだろ、と思ってましたがアメリカ人が 一人いるだけで、しかも彼「ボク怖いから個室にした」と早々に 引きこもられました汗 ちなみに通常は二段ベッド。 完全に荷物むき出しです。みな心なしか俺の荷物を見ている・・・ すると先ほどのアメリカ人がやってきてヒトコト 「この船の3分の1の乗客は強制送還者なんだって。1階に詰め込まれている んだってさ笑」 そして再び個室へ逃げ込む。なんなんだ・・・ 怖いもの見たさで夜1階に恐る恐る降りてみると・・・そこには! 寿司詰めになっている方たち。どーみてもオシクラマンジュウじゃないよね 。 あれが強制送還者かー初めて見たーってなわけで隠し撮りしときました。 ビビりなのですぐ二階に上がりましたが、見張りもいないよーだし あの檻どー見ても低いし・・・考えないことにしました。 自分のベッドに戻ると松本清張の本が盗まれてました。横に地球の歩き方も あったのになぜこっち? てか小説の犯人誰だったんだー!!!! さて海賊に襲われることなく無事東南アジアで1番危険な町 ザンボアンガに 到着しました。フィリピン西南部ザンボアンガを中心にイスラム教徒が 多いこの地域は独立運動を展開しています。上記の海賊も結局その ゲリラなわけです。 スールー諸島にはモロ民族解放戦線。 ザンボアンガ半島にはアブサヤフというイスラム原理主義組織が。 きっと王下七武海やら四皇がこの海峡にウヨウヨしているのでしょうが ワタシが覇王の気を出していたおかげか船は襲われることはありませんでした。 さてさてザンボアンガ。wikiによると1990年代は実は安全だった らしいのですが2002年の爆発テロを皮切りに散発的に事件が発生 し、2013年には村が占拠され人間の盾という事件が起きました。 ここは空港ですが、ワタシが訪問した2009年の次の2010年 にはこの空港で爆発が起きました。とまぁもっと調べたかったのですが 残念ながら滞在時間は1日であり、ワタシはゴムゴムの飛行機で ザンボアンガを飛び立つのでした。 さらだばー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.31 23:57:37
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