|
カテゴリ:講演会 φ ( .. ) ふむふむ・・
田原総一郎さんといえば気骨のあるジャーナリストとして有名ですが、「サンデープロジェクト」などで論客を取り仕切る手腕も見事ですよね。彼が講演会をされるというので聴講してきました。演題は『時代をよむ』です。 私は大学のゼミが社会思想史だったくらいで政治のネタは多少関心があるのですが、今の日本の政治は数合わせの論理と権力闘争と保身しか見えてこないので全然おもしろくない。その点ジャーナリストの講演は真実やこっそり話までするからおもしろいものです。しかしイデオロギーを振りかざすと右翼左翼が動く。どこぞの世界から脅迫されている田原さんも大変です。 そもそも彼はマスコミが本来の役割を果たしえなくなった不甲斐なさに憂いを持っていますね。横並びで無難な論評をしていればそこそこマスコミの使命を果たしているように見えるものです。最近では堀江、村上事件や加藤紘一さん放火事件の後ろにうごめく大きな影を触れようとしなかったり、政界や検察による情報操作も凡人の私が感じるくらいですから重症ですね。だからガンガン吼えているのでしょう。 今回はたくさんの気づきを得てきましたが、もちろんそれらをまとめることは出来ません。私が共感したことを二点だけ書きますね。 まずは、戦後体制60年間にできた数々の歪みの問題です。 平和は良いことだ。しかし自国の平和を守るためにはどうしたらよいかを考えることは悪だった。だから国民に自国を守ろうとする気概はなくなった。民主主義は良いことだ。しかし国家を論じることは悪だった。だから自国を愛し誇れる国づくりの気概はなくなった。自由は良いことだ。しかし責任がなくなった。平等は良いことだ。だから競争は悪となった。運動会で手をつないでゴールするというバカなことが起きていた。 それらの弊害の中で特に道徳の問題が気になります。今の文部省や教育現場では「親孝行をしよう」「年寄りをいたわろう」「人を殺すな」ということも教えられなくなったのです。問題提起するといろいろと反論が出てくる。変な世の中になったものだ。公立学校はしっかりと将来の人材を教育してくれるのだろうか。新政権に期待するしかありません。でもどうなるでしょうかね。 もう一つは人口減少とマーケットの縮小です。 これは深刻な問題です。景気は順調に回復だと言っていますがそれは海外拠点を持つ大企業の話。私のような零細はまったく先行きが見えない現状にありますよ。今まさに私の業界ではメーカー自体が大きく改編し始めました。従来の右上がりの業績アップは難しいとなると極力スリムな経営体制に移行しなければなりませんね。うちとすれば在庫持たない現金取引が理想かな。そして市場シェアを狙うより顧客シェアアップで利益を確保してく。そのためにはますますパーソナルブランディングを高めなければなりません。 これから世の中は大きく変わりますよ。 でも会社をつぶすわけにはいかない!! 最近は ひーひー 言いながら仕事してます。 楽天ブログなんてやってていいの? くらいなもんですわ。 でも続けますよ!! あなたが読んでくださってるから~~ そんなこんなで今日のブログは終了~~ 講演会の写真 パシャ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[講演会 φ ( .. ) ふむふむ・・ ] カテゴリの最新記事
|
|