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2006年07月20日
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私が初めてバイクのハンドルを握ったのは中学1年生の時。
近所に住むおじさんのCB125という実用車に近いスタイルのバイクでした。
初めて触ったバイクの感想は「すごく重い・・・」今から20年以上も前のことです。

そして始めて自分のバイクを手にしたのは、高校2年生の春。
当時(今もですよね)私の通っていた高校では、免許証を取得するなんてとんでもない!と校則にしっかりと記載してありましたが、その辺はイケイケの小僧たち親と学校の目を盗んで取得していました、当然私もその中の一人。
私の最初の「愛車」となったのは「YAMAHA DT50」。
当時7.2psと言うのは原付の自主規制の上限出力、スポーツモデルのRZ50と全く同じエンジンでありながら、車体重量は少し軽く出来ていて原付最速といわれていました。
いくらがんばっても100km/h(当時はリミッターは付いていなかったんですよ!)位しか出ませんでしたが、その後4年間を一緒に過ごしました。

本当にいろんなバイクと過ごしました。
「オンロード・オフロード・レーサー」大きく分けるとこの3タイプですが乗り継いだ台数を数えると十数台。
何せ競技をやっていたこともあり、一番持っていた時は5台ありましたから。

そんな私が高校生時代から始まったバイク乗り人生でしたが、とうとう今日お別れすることとなりました。

腰椎椎間板ヘルニアの経過が思わしくなく、左足の足首がうまく動かせないことにあります。
医師より「もうしばらく様子を見ないと確定出来ないけれど、その左足の筋力は戻らない可能性がとても高い。」
と言われてはいたのですが、きっと何とかなるだろう!
だって階段も3階くらいまでなら手すりなしで上れるようになったし、回復はしている!!

のはずでしたが実は一昨日のこと・・・

何もない平坦な舗装された歩道を歩いていた時、子供を捕まえようと一歩ダッシュした瞬間転びました。
足首に力が入らず、つま先を蹴り出すことが出ません。
同じようにつま先を上に向ける力がとても弱くなったままです。

これは致命的です、左足の足首が自由に動かせないと言うことはシフトが変えられない。
「スクーターもいいじゃない。」
と言う方もいるでしょうが、私としてはタンクが足の間にないバイクはとても怖いんですよ。

子供がバイクに興味を持つようになったら復活させるつもりだった「CB-1」。
私の家の車庫に保管してあったこのバイクが私にとって最後のバイクになりました。
もう乗れないことが判っていながら、そのまま置いておくのはバイクにとってものすごく不幸なこと、決心が揺らぐ前に引き取ってもらいました。

私自身が今こうしていられるのもバイクと一緒に過ごしてきたから。
正直いって私がバイクと出会うことがなかったらどうなっていたのでしょうか?

人間として成長できたのもバイクに乗っていたから。

今もかけがえのない仲間たちがいるのもバイクに乗っていたから。

自分自身の可能性を確かめ、自信を持てるようになったのもバイクに乗っていたから。

でも、今は自分が支え支えられる家族がいるから、自分が自分であることが判るから大丈夫!
バイクがなくても自分でいられると思います。
これまで自分を作り支えてきて来てくれた「オートバイ」と呼ばれる現代の鉄馬。
心からお礼を言います。

もし万一また乗れる日が来たら、よろしくお願いします。





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最終更新日  2006年07月20日 22時50分44秒
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