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この日記(ホームページ)をはじめたのは、私がミシシッピーに
滞在中のときでした。 だから初めのほうの日記には、 ミシシッピーでの思い出が綴られています。 今でもそのときのことは鮮明に思い出すことができる。 友達とテニスをしたこと、ランチしたり、 友達の家でご馳走になったり、カジノで騒いだり、 JJと海辺でごろごろしたり、 しょっちゅう、お気に入りのステーキ屋のデリバリーを 食べていたりと・・・ 2ヶ月ほどのホテル滞在のあいだに ほんとにいろんな楽しい思い出を作っていました。 でも、その場所はもうないんです。 テニスコートもカジノもレストランもホテルも・・・。 信じられない気分だけど、 現実にこんなことが起こってしまいました。 ロサンゼルスではハリケーンニュースを1日中やっています。 その中継映像を見ると、とっても悲しくなってきます。 ほんとに跡形もなく崩壊してしまっています。 一晩中ビーチ沿いでぎらぎらとネオンで光輝いていたカジノの船も 航海で疲れ果てたぼろぼろの船のように変わり果ててしまい、 海沿いに建てられた綺麗な高級住宅も、木くずと化してしまいました。 友達が住んでいたアパートをテレビの画像の中で一生懸命探すけど、 まったくわかりません・・。 建物という建物、すべてが無になってしまっていて どこがどこであるかもわからなくなってしまってします。 史上最大のハリケーンであっても、 コンクリートの建物はしっかりした形で残ると思っていた。 普通の住宅も、屋根が飛んでしまったりする程度かと思った。 自然の力はなんと恐ろしい。 たった1晩で、多くの人の生活を大きく変えてしまった。 汚水のなかを歩きまわり、食べるものも水も不足している人々は ショップの窓を叩き割って盗みを犯し始めています。 その人たちに銃口を向ける警官。 治安も悪化しているのです。 昨日の深夜は、どこからかすすり泣く声が聞こえてきました。 耳を澄ますと、階下に住む奥さん。 朝方までそのすすり泣く声が静かな家に響き渡っていました。 普段元気で泣くことが想像できないひとなのに・・。 身内か誰かがハリケーンの被害にあったのかもしれません。 たしか彼女の出身は南部だったように思います。 心がきゅんとなって昨日は眠れませんでした。 これから先、どういうふうに復旧していくのか とっても気になります。 早く生活の基盤を作ってあげてほしい。 ロサンゼルスでは、 早朝から大規模なレッドクロスの募金活動が始まっています。 テレビ局、ラジオ局などが一丸となってこの活動が行われています。 ここでは、募金をしたい人が自らスタジアムへ足を運ぶシステム。 すでに朝早くから車で ドジャーススタジアムやアナハイムのスタジアムに向かう人の姿が 中継で流れていました。 チェック(小切手)片手に、 ”テレビの中継を見てやってきたの”と答えていました。 こういう人たちの姿を見ると頼もしいな。と思います。 わたしも復旧のためにチェックを送りたいと思います。 最近日本では、募金詐欺が相次いでいるみたいですね。 報道特集のようなもので見ました。 街角で募金を募るグループが詐欺であるケースが意外に多いんだとか。 善意を悪用するのは本当によくないこと。 こういうことがあっていると知ると、何が信用できるのかが わからなくなってしまいます。 日本の募金活動は改善されるべきでしょう。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.01 06:23:35
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