迷える旅人の筆耕/came1002のテレビドラマ観賞

■TBS日曜劇場

■VIVANT/第六話（2023.8.20）/「別班VS公安VSテント」あらすじ

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テロ組織「テント」の収支報告の席上、活動資金をネコババ（2億4100万ドルを金塊に変換後に現金化）していたギリアム（海老原恒和）を、ノゴーン・ベキ（役所広司）が日本刀で斬殺。――それに前後して、乃木憂助（堺雅人）は、ノゴーン・ベキが、幼い頃（三歳時）、内乱に巻き込まれて生き別れになっていた父、乃木卓（林遣都）と知ります。一方、公安の野崎守（阿部寛）も乃木家の家紋と「テント」マークの類似性を掴みます。乃木の正体を追う野崎。乃木の行く先に「テント」がいると野崎は考えています。

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乃木は別人格のFの勧めにより、特待生奨学金でアメリカに渡り、Rongaly Military High Schoolに入学し、学術、武術、射撃などの全科目を主席で卒業していました。そして、家族がいないのなら、日本を家族だと思って生きようと乃木は決めていました。Fが乃木に対し、「お前はあいつ（父）を殺すんだ。始末するんだ。ベキに会うのは好いが、その時は、あいつを殺す日だ」と確認させます。

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「テント」モニターのアリ・カーン（山中崇）の家族をロシアに逃がす乃木。その礼として、アリが謎の暗号数字（静止衛星にアクセスする通信暗号キー?）を乃木に渡します。その暗号数字をサイバー担当が解析しますが、お手上げ状態。そんな時、誤送金に係るサイバー犯罪で逮捕拘留されていたブルーウォーカーの太田梨歩（飯沼愛）が、専任弁護人の泉田（小須田康人）により、保釈金一億円で拘置を解かれます。そのタイミングで乃木が帰国。「別班が太田を買った」ものと考えてている野崎の上司、公安部長の佐野雄太郎（坂東彌十郎）。――太田の前に黒須駿（松坂桃李）が現れ、太田の仮の宿としてマンション207号室をあてがいます。荷物を運ぶ引っ越しトラックの中には、最強マシンを作る専門店のトラックもあります。で、黒須が乃木から渡されていた暗号数字メモを太田に示します。この暗号数字をQRコードのような仕組みと見抜いた太田。九時間というタイムリミットの中、残り一秒で暗号解析を完遂。画面は消えますがサーバーの場所を特定できて、そのサーバーに残っていた記録データのコピーに成功。

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柚木薫（二階堂ふみ）の勤務先病院（WHI）にいるジャミーン（Nandin-Erdene Khongorzul）のファロー四徴症（心臓の形が違う難病）手術が始まります。乃木も病院に駆け付けます。手術後、ICUに入ったジャミーンを見守る薫。ジャミーンの手を握る乃木。「この子は奇跡の子。必ず目を覚まします」と乃木。人工心肺の用意をする薫でしたが、ジャミーンは山場を越えて目覚めます。乃木は思わず薫を抱き締めます。――その日、薫が乃木神社に近い外神田の乃木家を訪問。乃木は薫にお茶をたてます。そして、「好き」であることを告白。そこに、黒須からの「問題発生」の連絡。乃木は太田の仮住まいに急行。

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太田は、やって来た乃木に向かい「あんたも山本功（迫田孝也）と同様、私を利用するだけ利用した後、殺すんでしょ。だったらその前に死んでやる。……証明して、あんたは山本とは違って、本当に国防の為に戦っているのなら、それを証明して!」と言って、包丁を自らの喉元に突き付けます。乃木は、山本を処刑した動画を太田に見せ、山本とは敵対組織の人間であることを証明します。更に、乃木はバナナを放り、それを黒須が包丁を投げて刺し貫くという技を見せ、訓練された組織の一員であることを示します。で、太田は納得。

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そこに公安を引き連れた新庄浩太郎（竜星涼）が「不正アクセス」容疑で踏み込みます。が、新庄らに踏み込まれた部屋は、ハッカー機器など何もない部屋。その部屋の壁には穴が開いていて、その穴を潜って移動できる隣室がハッカー部屋になっています。新庄が踏み込んだ時、そこに居合わせた乃木は、「ですから、同僚のお見舞いです」と言い訳。新庄は退散。野崎と佐野公安部長もマンション外までパトカーで駆け付けますが、公安は引き上げです。

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経済産業省に入るエネルギー事業部2課長の乃木と部下の立石。資源エネルギー庁の「洋上風力発電設備/特区開発事業入札/開札会場」に入り、丸菱社員として入札参加。そして、A地区を7億1600万円で丸菱商事（株）が落札。B地区については、JKT資源開発（株）が4億1200万円で落札。「すみません、トイレに行っていたもので」と言って、JKT社員を装う黒須が会場に入出。その後、受注が決まった企業のみが残り、他の入札企業は退席。乃木は、「あとは私がやっておくから」と言って、丸菱社員の立石を帰します。――「準備」と言う進行係（高田）の合図で、大きな会場は内側から施錠。机も並べ替えられて、「きおつけ、敬礼!　直れ!」と号令が掛かります。別班司令の櫻井里美（キムラ緑子）が登場していて、「今回、この六名に集まって貰ったのは、他でもなく国家の危機を未然に防ぐ為です」と通達。

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