カテゴリ:ホラー
![]() もうそろそろお正月映画の記事を… えっ!もう上映終了!?結局1館だけ? 遅かったか~ (T_T) 観たのはこの映画(^-^)b 「地球外生命体捕獲 Altered」(2006 米) 『今度の森には何かが潜む…』 監督:エドゥアルド・サンチェス 出演:アダム・カウフマン キャサリン・マンガン 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の共同監督サンチェスさん久々の作品。驚異的な収益率を誇った「ブレア…」で大儲けしたはずなのにまた撮るとは、やっぱり映画好きなんだなぁ。 「ブレア…」は映画とは言えない代物だけど、作った人まで最低でなくて良かった。 「どんな話?」 15年前の少年時代に宇宙人に拉致された3人の男たちは、人生を狂わされたことの復讐心に燃え、やっと暗い森の中で1匹を捕獲した。そしてすっかり世捨て人となっているもう1人の拉致被害者の家にそれを運びこんだが… う~ん、惜しい。 もう少し工夫すれば大化けしたかもしれないのに…。 (´ε`) でも「ブレア…」の1万倍くらいは面白かった。 (^▽^) 邦題から受ける雰囲気を良い意味で裏切られる、低予算丸出しのSFモンスター映画で、B級映画を見慣れた人なら全編でなくても何かしら気に入る部分が見つかると思う。 (^-^)b 「生命体」、「異星人」より、そう呼ぶのがピッタリの宇宙人さえ気にならなければ、"ソリッド・シチュエーション"スリラーとしても楽しめるかも知れない。 興味のある人は観て損はない、かな? 残虐なシーンがとても、かなりあるのでご注意を。 それと、邦題にセンスがなさ過ぎなので無視しよう。 本作の一番の特徴は、宇宙人に拉致されることじゃなく「宇宙人を拉致」することだ。宇宙人に接触・拉致されて宗教家になったとか良く聞く(聞かない?(`▽´))けど、これはその逆。 やっとのことで捕まえた宇宙人を納屋に運び込み、テーブルに鎖でぐるぐる巻きに縛り付ける。眼に妙な力を持っているので、溶接の時に使う防護面を改造したマスクをかぶせる。 でも、それからどうするの? (`□´) 殴ったり、切ったり、手を突っ込んだり、切り取ったり、刺したりしても死んだりはしない。万力で頭を… まるで拷問そのものだが、ホントに信じられないくらいしぶといので、逆にやられたりもする。 腸を引っ張るなって。 /(x_x)\ それにこいつは一人ぼっちじゃなく、もちろん大宇宙を宇宙船でやってきている。仲間もいれば、科学も人類より発達している。 てことはぁ…、こいつを殺すと 地 球 が ボンッ! Σ( ̄□ ̄||| 捕まえてしまったものは仕方ないけど、さあどうする? スゴく面白い状況設定だ。 \(^o^)/ でもやっぱりバカ勢ぞろい、バカの見本市だ。 バカをするからどんどん状況が悪くなっていく。 見慣れた人でも少々気に障るんじゃないかな? 最近は、観ていて「やるじゃん!」と思える賢い登場人物が出ている作品もあるのだから、もう少し工夫が欲しかった。 まさか「B級にバカはつきもの、あたりまえ」って甘えてるわけじゃないよね? それと予算の関係か、回想シーンは全くないし、宇宙人についての説明もない。登場人物の背景も描かれない。今観ているシーンとセリフだけだ。 要するに映像での説明が一切ないので、そこは自己補完=想像で補う必要がある。観たそのままの状況をつべこべ言わずに受け入れるのが正しい観方。 なぜ?なんて考えずに登場人物と一緒に困ったり、怒ったりすればなかなか面白いよ。 「私はあんなにバカじゃない!!!」?まぁ、そう言わずに。 こんな映画、醒めた眼で観ても全然面白くない。 「頭で考えないで、体で感じ」(アチョーッ!)ればクライマックスまでは、なかなかの緊張感が味わえて楽しめる。 (^-^)b 能天気な脱力ラストは少々問題があるかもしれないけれど、なかなかチャレンジ精神に富んだ映画だったので、嬉しくなってしまった。 嬉しくなって、ちょっと甘くなってるかも。 (o ̄▽ ̄o) 真面目な話、心理描写もたいしたことないし、気の利いたセリフもない。その上奥行きもないペラペラな映画だけど、オーソドックスに見えて少しずつハズしてくるのがなかなか面白い。そのあたりに違和感を感じなければ結構楽しめると思う。 しかし、コレってなにも宇宙人じゃなくても成り立つ話だなぁ… (´ε`) オススメできる○:B級映画を見慣れた人、バカ比べを我慢できる人 オススメしない×:残虐なシーンが苦手な人 3月にDVD化される予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月09日 02時00分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[ホラー] カテゴリの最新記事
|
|